2003-02-01 宇佐美魚目:香を聞くすがたかさなり春氷 俳句メモ 俳句メモ-春 香 を 聞 く す が た か さ な り 春 氷 魚 目 「香を聞く」は聞香、つまりお香のこと。中七「すがたかさなり」が絶妙だ。この時期の魚目の句にはいずれも気品があり、この句もすばらしい。 ■出典:「俳句」23-3 ■年月:昭和49.3.1 ■頁数:35p ■備考:タイトル「残香余慶」中の一句。