2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

小林秀雄の眼と俳句03 悲劇と俳人 (総合誌「俳句」)

*「俳句」73-6、2024.5.25、pp.101-102 。 *小林秀雄の批評文の一節から俳句の本質や魅力を浮き彫りにするエッセイ。第3回目は「悲劇について」を参照しながら、俳人にならざるをえなかった正岡子規や高浜虚子、飯田蛇笏らのシルエットを描いた。

句の手触り、俳人の響き56 品川鈴子と「ぐろっけ」9 (総合誌「俳句四季」)

*「俳句四季」41-6、2024.5.20、pp.50-51。 *現存俳人の評伝エッセイ。第56回目も前回に続いて品川鈴子と「ぐろっけ」、そして山口誓子について綴った。「万緑」「ぐろっけ」会員だった木村美猫氏からうかがった品川鈴子氏と山口誓子についての逸話やその…

近現代俳句の名作を鑑賞する14 新興俳句4 (愛媛新聞社カルチャー講座)

*愛媛新聞社別館202教室、2024.5.11、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。14回目は新興俳句を振り返りつつ、加藤楸邨や富澤赤黄男、片山桃史などの句を鑑賞した。

季節と追憶64 波多野爽波の「写生」観 (俳誌「氷室」)

*「氷室」32-5、2024.5.1、pp.20-21。 *戦後俳句史。64回目は波多野爽波の「写生」観を論じた。

現代俳句史(8)平成俳句とデータベース2  (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」317号、5・6月合併号、2024.5.1、pp.20-21。 *戦後以降の俳句史についての評論。前号に引き続き、1990年代の俳句界の状況を論じた。

逸話のさざめき、句の面影50 竹下しづの女 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」334、2024.5.1、pp.150-153 。 *物故俳人の評伝エッセイ。50回目は竹下しづの女。幼少期の勉学環境や句作の馴れそめ、「ホトトギス」雑詠欄で巻頭を取った句についてやその後の人生などを綴った。