2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

柿衞賞   (「神戸新聞」)

■第17回柿衞賞(伊丹市柿衞文庫主催)受賞の記事。

三森幹雄と正岡子規の「眼」――明治俳諧における「写生」の位相  (「日本近代文学」)

■「日本近代文学」78号、2008.5.15、pp.36-51。 ■正岡子規が提唱した「写生」は映像を彷彿とさせるリアリズムとされ、西洋画を参考にしたとされる。しかし、俳句自体における「写生」の意義はさほど考察されなかった。そこで、江戸期以来の言説を継承する俳…

俳諧いまむかし(十八) 「写生」ということ(十一) 保田與重郎(その九) (俳誌「氷室」)

*「氷室」16-5、2008.5.1、pp.30-31。 *俳句に関するエッセイ。18回目は近代俳句の「写生」を考察するため、正岡子規の俳句や俳句史観を考察した。