2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

概観2021年 俳句  (「文藝年鑑」)

*「文藝年鑑2022」、2022.6.30、pp.25-27。 *2021年に顕著だった俳句動向を中心にしながら、作品や句集等を紹介した。

愛媛俳句、文化講座01「【菓子、食事】 六時屋タルトと高浜虚子、中村草田男の薄墨羊羹、夏目漱石の唐饅頭、卯之町のサツマなど」  (愛媛文化振興財団)

*愛媛県県民文化会館本館3階、第5・7会議室、2022.6.30、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第1回目。タイトルのように、六時屋と高浜虚子、中村草田男と薄墨羊羹、夏目漱石と唐饅頭、また吉村昭の小説『ふおん・しいほるとの娘』に描かれた場…

日本文化における花や和菓子、アニメの季節感について  (ドイツ、日本語で話す会)

*オンライン講座、2022.6.26、21:00-22:50。 *ドイツの日本語愛好者による「日本語で話す会」での講演。日本文化において各時期の花や和菓子が醸し出す季節感と、それらの季節感を作品に取り込んで展開するアニメ作品を分析した。

プロレタリア俳句、また近代教育を受けた女性の俳句についてなど (ドイツ、デュッセルドルフ大学)

*デュッセルドルフ大学、2022.6.20、16:30-18:30。 *ドイツのデュッセルドルフ大学の日本学(教育学)研究者、小林亜未先生の「日本文化論」授業に参加。

タイムトラベル俳句の歴史4 江戸俳諧の爛熟 蕪村・一茶 (「NHK俳句」)

*「NHK俳句」328、2022.6.20、pp.38-41。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第4回目は江戸期の与謝蕪村、小林一茶の人生や代表句等を紹介した。

俳句講座01 室町連歌を読む   (愛媛文化振興財団)

*オンライン講座、2022.6.17、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。1回目は室町連歌の「水無瀬三吟」「湯山三吟」の魅力や特徴などを紹介した。

『坂口安吾大事典』  (勉誠社)

坂口安吾大事典勉誠出版Amazon*坂口安吾の関連事項を網羅した事典。 *「書についての話題」(pp.252-253)「第二芸術論について」(pp.296-297)「松尾芭蕉」(pp.728-729)の項目執筆を担当した。

時のうつろい、句の響き24 岩城島の三浦家別邸 (俳誌「子規新報」)

*「子規新報」2-90、2022.4.5、16p。 *愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載24回目は岩城島で島代官と称された三浦家の別邸に逗留した若山牧水及び夫人、吉井勇に触れながら、ありし日の三浦家別邸の佇まいを偲んだ。

四阪島の廃校で (俳誌「円座」)

*「円座」68,2022.6.1、pp.40-41。 *「俳句エッセイ」連載6回目。愛媛県今治市の四阪島には別子銅山の精錬所が建設され、美濃島には多くの住友の従業員らが社宅に住んでいた。昭和戦後期、父の仕事の関係で美濃島に引っ越してきた片平恵美が後にまとめた随…

季節と追憶42 実業家と芸術家 (俳誌「氷室」)

*「氷室」30-6、2022.6.1、pp.18-19。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。42回目は「 実業家と芸術家」。愛媛県宇和島市の商人の家に生まれた高畠亀太郎は実業家の道を歩まされ、次男の高畠幸吉は高畠華宵という名で芸術家として…

会話形式でわかる近代俳句史超入門75 近代俳句の捉え方4(俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」294号、2022.6.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。75回目も近現代俳句の特徴を改めて捉え直すために、前回から引き続き室町連歌の季節感について語り合った。