2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

歴史としての「写生」・実感としての「季語」―中山世一『季語のこと・写生のこと』に寄せて (俳誌「翔臨」)

*俳誌「翔臨」64号、2009.2.28、pp.8-10。 *中山世一氏の著作を通じ、近現代の「写生」論及び「季語」論の特徴と功罪を考察した。特に「季語」論は戦後の多くの俳人が展開したが、その発想は子規以来の近代的な季語観を前提としており、それに自覚的な論が…

あの頃、俳句は02 「ホトトギス」昭和14年2月号 (俳誌「円虹」)

*「円虹」170号、2009.2.1、pp.12-13。 *往時の「ホトトギス」を繙く連載評論。2回目は昭和14年2月号。日中戦争時の雰囲気、またアジア各地からの投句が雑詠欄に色濃いことなどを綴った。

俳諧いまむかし(二十七) 二月 野風呂 (俳誌「氷室」)

*「氷室」17-2、2009.2.1、pp.36-37。 *俳句に関するエッセイ。27回目は鈴鹿野風呂の日記について綴った。