2018-01-01から1年間の記事一覧

愛媛学講座07愛媛と遍路 (愛媛県文化振興財団文化講座)

■ひめぎんホール3階第5,7会議室、2018.12.27、13:30-15:00。 ■文化講座E「愛媛学講義」第7回目、「愛媛と遍路」。近代俳句や短歌で遍路がいかに詠まれたかを述べ、またつげ義春のイラストや文章、及び石手寺ゆかりのお焼きを綴った文章や高群逸枝の紀行文等…

『新興俳句アンソロジー』(ふらんす堂)

新興俳句アンソロジー: 何が新しかったのか作者: 現代俳句協会青年部出版社/メーカー: ふらんす堂発売日: 2018/12/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見る *『新興俳句アンソロジー』(ふらんす堂、2018.12.25)所収「山口誓子」担当、pp.401-408。 …

俳句時評 現世に生きる (朝日新聞全国版)

*「朝日新聞」2018.12.23、朝日俳壇・歌壇欄、11面。 *俳句時評。以下は全文。

子規派俳句の俳句性  (松山子規会例会)

■愛媛新聞社1Fホール、2018.12.19、13:30-14:40。 ■正岡子規と明治俳諧についての講演。子規の「写生」が同時代の宗匠たちの俳諧観とどの点が異なったのか、また「写生」が変容させた時間感覚等を、明治俳諧の資料等を示しつつ述べた。

時のうつろい、句の響き04 西条の関行男 (俳誌「子規新報」)

*「子規新報」2-70、2018.12.15、16p。 *愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載4回目は西条出身で神風特別攻撃隊の公式第一号とされた関行男を取りあげつつ、彼の母フサエが西条の石鎚で亡くなった昭和28年、松山の俳誌「いたどり」の西条吟行句会が…

2018年の収穫  (「週刊読書人」)

*「週刊読書人」3269号、2018.12.14、1面。 *各人が2018年刊行書籍から三冊を選ぶ特集記事。

AIが人に挑んで五七五 (朝日新聞)

*「朝日新聞」2018.12.5、愛媛27面。 *AI俳句についてのインタビュー。

詠み人おらず AI俳句について  (朝日新聞夕刊、東京版)

*「朝日新聞」東京本社夕刊、2018.12.5、1面。 *AI俳句についてのインタビュー。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

*エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2018.12.3-7、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 *ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな俳句を紹介。 ・橋本多佳子「雪はげし抱かれて息のつまりしこと」、星野立子「火桶に手思ひ出せなきことばかり」(12…

AIが五感に挑む五七五 (朝日新聞夕刊、関西版)

*「朝日新聞」大阪本社夕刊、2018.12.3、1面。 *AI俳句についてのインタビュー。

いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句12 カレーライス  (総合俳誌「俳壇」)

■「俳壇」35-12、2018.12.1、pp.208-211。 ■有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。第12回目は「カレーライス」。幕末に渡来したカレーが近現代日本に普及した様子を俳句とともに綴った。

会話形式でわかる近代俳句史超入門33  (俳誌「100年俳句計画」)

■「100年俳句計画」250号、2018.12.1、pp.24-25。 ■「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。大正時代の自由律俳人、尾崎放哉の俳句作品を取りあげた。

句の面影、今の風景04久松家別邸と今井つる女 (俳誌「花信」)

*「花信」176、2018.12.1、pp.52-53。 *愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載4回目は松山に幼少時を過ごした俳人今井つる女の回想に注目しつつ、彼女が萬翠荘の敷地に暮らしていた頃の風景を綴った。

「写生」と稲畑汀子氏について1  (俳誌「花鳥諷詠」)

■「花鳥諷詠」369号、2018.12.1、pp.2-12。 ■9月16日開催の第29回伝統俳句協会全国大会の講演録。前半・後半に分け、12月号には前半部分を掲載。愛媛に点在する高浜虚子の句碑やその味わい方、また「写生」の本質についてなど述べた。講演時の文字起こしを大…

刻まれた句、漂う夢 戦後俳句史7 「黛まどかとglobe(一)」  (俳誌「円座」47)

*「円座」47号、2018.12.1、pp.42-49。 *戦後俳句史の第7回目。1990年代を象徴する俳人として黛まどかに注目しつつ、まずは彼女の経歴や句のありようをスケッチした。その上で、彼女の句と同時代のポップグループのglobeが歌った楽曲には共通点があること…

俳句時評 伝統の自覚  (「朝日新聞」全国版)

*「朝日新聞」2018.11.25、朝日俳壇・歌壇欄、面。 *俳句時評。以下は全文。

愛媛学講座06 愛媛と写真、絵画  (愛媛県文化振興財団文化講座)

■ひめぎんホール3階第5,7会議室、2018.11.21、13:30-15:00。 ■文化講座E「愛媛学講義」第6回目、「愛媛と写真、絵画」。水口泰司の三津浜、原田政章の南予、また『忘れかけの街 松山』等の各写真や、大竹伸朗、畦地梅太郎といった画家の描いた愛媛像を紹介…

芝不器男ゆかりの地をめぐる休日  (松野町教育委員会)

■松野町、2018.11.10、9:30-16:30。 ■芝不器男の出身地、愛媛県松野町で不器男ゆかりの土地を歩くウォーキング。記念館から河後森城跡、三間の太宰家等を巡り、不器男の句碑で作品の説明もしつつ、彼の文章等とともに土地の雰囲気を体感した。

会話形式でわかる近代俳句史超入門32  (俳誌「100年俳句計画」)

■「100年俳句計画」249号、2018.11.1、pp.24-25。 ■「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。大正期の自由律俳句、尾崎放哉の経歴を語り合った。

俳句甲子園審査員、コメント  (「俳句甲子園」7号)

*「俳句甲子園」7号、第21回俳句甲子園公式作品集、2018.11.1、p.44-45、135。 *2018年の俳句甲子園審査のコメント。予選リーグ、全国大会の審査コメント。

いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句11 コップ酒  (総合俳誌「俳壇」)

■「俳壇」35-11、2018.11.1、pp.208-211。 ■有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。第11回目は「コップ酒」。戦後の労働者や俳人たちがコップ酒を呷る日々を、句群とともに紹介した。

愛媛学講座05 愛媛と短歌 (愛媛県文化振興財団文化講座)

■ひめぎんホール3階第5,7会議室、2018.10.31、13:30-15:00。 ■文化講座E「愛媛学講義」第5回目、「愛媛と短歌」。岩城島と若山牧水、伯方島や岩城島、宇和島等を訪れた吉井勇、東予から中予を訪れた与謝野晶子、松山を訪れた斎藤茂吉や愛媛在住の歌人の作品…

批評家たちの「写生」(二十三) 小林秀雄(その十五)  (俳誌「翔臨」93)

*「翔臨」93号、2018.10.31、pp.20-21。 *文芸批評家の論を通じて「写生」を捉え直す連載評論。小林秀雄の「近代絵画」及び九鬼周造の偶然論を参照しつつ、「写生」の強度を論じた。

俳句と、周りの景色18 トルコ行進曲  (俳誌「白茅」18号)

*「白茅」18号、2018.10.30、pp.13-15。 *グレン・グールドの弾くトルコ行進曲が連想させるブリキの人形といった虚ろな雰囲気を、三島由紀夫の「英霊の声」や関悦史の句群にも看取しつつ、戦後日本の虚ろな気配をスケッチした。

俳句時評 小さな驚き  (「朝日新聞」全国版)

*「朝日新聞」2018.10.28、朝日俳壇・歌壇欄、面。 *俳句時評。以下は全文。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

*エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2018.10.22-26、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 *ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな俳句を紹介。 ・星野立子「ハンカチを干せばすなはち秋の空」(10/22、月) ・松本たかし「秋晴のどこかに杖を忘れ…

海と北条ゆかりの文芸作品  (いよ食談会)

■「海鮮北斗」、2018.10.17,11:30-13:30。 ■愛媛新聞カルチャースクール特別講座、「2018年後期いよ食談会」Aコースの第一回。場所が北条のため、「海と北条ゆかりの文芸作品」として、高浜虚子や正岡子規等の随筆や作品を紹介した。

時のうつろい、句の響き03 徳冨蘆花と今治教会  (俳誌「子規新報」)

*「子規新報」2-69、2018.10.15、16p。 *愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載三回目は今治教会に身を寄せた徳冨蘆花。彼が青春時代に過ごした今治の風景や後に再訪した際の回想等を紹介しつつ、追憶としての今治の風情を綴った。以下は全文。

BOOKS 長谷川櫂『九月』『俳句の誕生』  (総合俳誌「俳句αあるふぁ」)

*「俳句αあるふぁ」167、2018.10.14、228p。 *長谷川櫂氏の新刊句集『九月』及び評論集『俳句の誕生』のセット書評。

特集 私の作句心情 句作の練習と、すがた  (総合俳誌「俳句界」)

■「俳句界」267、2018.10.1、pp.54-58。 ■「私の作句信条」特集の総論。作句を練習することの一例と、先人や憧れの句を探すこと、そこから真似できない何かに気付き、句は意味以上に「すがた」に真似のできないものがあることなどを述べた。