2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

俳句と、周りの景色7 落語と高浜虚子  (俳誌「白茅」7号)

■「白茅」7号、2015.1.31、pp.19-21。 ■落語と近代俳句の共通点を述べた。古今亭志ん生の「黄金餅」と高浜虚子の句とを比較しつつ、両者が人間の暮らしの寄る辺なさが垣間見せる虚無を「笑い」として提示する文芸であったことを論じた。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2015.1.26-30、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、「電話」の句(1/26、月)、柿衞文庫「日野草城と山口誓子」に関する話(1/27〜30、火〜…

愛媛出版文化賞表彰  (「愛媛新聞」)

*「愛媛新聞」2015.1.21、1面。第30回愛媛出版文化大賞(愛媛新聞社主催)表彰式に関する記事。下はその画像。

国文学科特別講義「俳句の近世×現代」  (奈良大学文学部国文学科)

■奈良大学文学部国文学科特別講義、2015.1.21、3講時。 ■奈良大学での特別講義。前半を青木が俳句に関する話をし、後半に永井一彰氏(近世文学)、木田隆文氏(近代文学)と三人で受講生の投句作品に沿いつつ俳句文学を語り合った。 講義時の様子は、奈良大…

近代俳句の学術研究と全国への幅広い発信にむけて  (政経情報誌「愛媛ジャーナル」)

*「愛媛ジャーナル」(愛媛県の政経情報誌)2015年2月号、pp.78-81。 *愛媛県の政界・経済界向けのジャーナル誌の記事。自身の近現代俳句研究の概要と成果、また愛媛の俳句文化の豊穣さに加え、俳句やその他の文化遺産を有益な観光資源としてアピールしう…

愛媛出版文化賞 受賞者に聞く  (「愛媛新聞」)

*第30回愛媛出版文化大賞(愛媛新聞社主催)受賞に関するインタビュー記事。下はその画像。

第30回愛媛出版文化賞受賞発表  (「愛媛新聞」)

*第30回愛媛出版文化賞(愛媛新聞社主催)受賞の発表。『その眼、俳人につき』が大賞の受賞となった。1面に受賞著書一覧、17面に選考理由が掲載。

型と自負と ―『山田弘子全句集』に寄せて― (俳誌「円虹」)

*「円虹」241、2015.1、pp.10-13。 *俳誌「円虹」創刊主宰だった俳人、山田弘子(1934-2012)の句業を収めた『山田弘子全句集』に関するエッセイ。山田弘子が「ホトトギス」流の「写生」を身につけつつ、それだけではない技巧を駆使した俳人だったことを述…

時評「俳句遺産13 戦時下と俳句 樽見博『戦争俳句と俳人たち』」  (「現代詩手帖」)

*「現代詩手帖」58-1,2015.1.1、218p。 *樽見博氏の労作『戦争俳句と俳人たち』(トランスビュー)の紹介。以下は全文。

会話形式でわかる近代俳句史超入門07高浜虚子3 (「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」206、2015.1.1、pp.38-39。 *青木先生と俳子による会話形式の近代俳句史。7回目は高浜虚子の各句を例にしつつ、「写生」について語り合った。