2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

批評家たちの「写生」(十二) 小林秀雄 その四 (俳誌「翔臨」80)

*「翔臨」2014.6.30、pp.18-19。 *文芸批評家の論から「写生」を捉え直す連載評論。小林秀雄『近代絵画』のセザンヌのくだりを参照しながら、高濱虚子の「写生」を考察した。

批評家たちの「写生」(十一) 小林秀雄 その三 (俳誌「翔臨」78)

*「翔臨」2013.10.31、pp.20-21。 *文芸批評家の論から「写生」を捉え直す連載評論。小林秀雄『近代絵画』のセザンヌのくだりを参照しながら、高濱虚子や高野素十らの「写生」句の位相を考察した。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2013.10.21-2013.10.25、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、石田波郷のカメラ(10/21、月)、桂信子の「ふるさと」句(10/22、火)、『その…

正岡子規と近代俳句について  (伊予史談会例会)

■子規記念博物館、10:00-12:00。 ■正岡子規は順風満帆の人生でなく、挫折を重ねた末の「俳人」だったことを踏まえつつ彼の「写生」を読み解くとともに、また子規を生んだ愛媛のその後の近代俳句像を無名俳人の作品を通じて考察した。

見えること、見えないこと ―俳句と国語の授業について―  (愛媛大学教育学部国語部会)

■愛媛大学教育学部2号館4階、16:10-17:10。 ■俳句を「文学」として解釈することと、「国語」として教材に行かすことは別であり、それぞれの特徴があることを正岡子規や季重なりを例に述べた。

高浜虚子、北条へ  (愛媛新聞「四季録」)

■出典:「愛媛新聞」2013.10.12、「四季録」より。高浜虚子が幼少期に過ごした北条の西の下に関する記事。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2013.10.7-2013.10.11、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、前登志夫(10/7、月)、飯田龍太(10/8、火)、村上春樹(10/9-10、水-木)、松…

研究室からこんにちは  (南海放送)

■南海放送、2013.10.5、12:40-12:55。 ■愛媛大学の広報ラジオ番組「研究室からこんにちは」の第二回目。俳句甲子園や愛媛の魅力などを語った。

和田ラヂヲとカルコバ  (愛媛新聞「四季録」)

■出典:「愛媛新聞」2013.10.5、「四季録」より。松山在住の漫画家、和田ラヂヲ氏と、伊予北条駅近くのカリー店「カルコバ」についての記事。

関西俳句の今昔2 頭が変になる  (関西現代俳句協会)

■関西現代俳句協会、青年部HPの連載エッセイ。第二回は平成京都の「破の会」と戦後直後の西東三鬼・平畑静塔らの句会について。 リンク先は→http://bit.ly/1f25Dqx

別子銅山と俳句  (研究会紀要「俳文学研究」60)

■「俳文学研究」60号、2013.10.1、1-2p。 ■別子銅山を擁する新居浜市は産業が盛んで、文学に縁の薄い街というイメージが強いが、昭和戦前期の俳句雑誌には新居浜在住の多くの俳人たちが銅山に関する句を投句していたことを述べた。

十七音の風景 「われありと思ふ鵙啼き過ぐるたび 山口誓子」  (「ラジオ深夜便」)

*「ラジオ深夜便」159、2013.10.1、104-107p。 *山口誓子の俳句「われありと思ふ鵙啼き過ぐるたび」(昭和21年10月1日)に関する評論。鵙の鳴き声を聞いてなぜ「われあり」と感じたのかを、当時の誓子の状況を重ねつつ論じた。

あの頃、俳句は58 明治の俳諧22子規たちの素顔8 (俳誌「円虹」)

*「円虹」226号、2013.10.1、pp.12-13。 *正岡子規を中心とする子規派を明治俳諧として捉える連載評論連載評論。58回目は病床の子規の「美」を、中江兆民の『一年有半』と比較しつつ述べた。

几董『井華集』夏 輪講(14)  (研究会紀要「俳文学研究」60号)

■「俳文学研究」60号、2013.10.1、pp.5-8。永井一彰、松本節子、竹内千代子各氏、青木。青木担当はp。 ■京都俳文学研究会による几董『井華集』輪講録。春部の内、「死なでやみぬいたづらものよ暮の春」「園の戸に鎖おろす春の名残哉」「春暮ぬ酔中の詩に墨ぬ…

刻まれた句、漂う夢 俳誌の光芒7 逸話 (俳誌「円座」16号)

*「円座」16号、2013.10.1、pp.28-32。 *かつての俳誌をたどりつつ、近代俳句の諸相を述べる評論。今回は「俳句」昭和30年3月号の石田波郷、加藤楸邨、水原秋桜子の回顧談を参照しながら、波郷の人となりを示す逸話について綴った。 なお、本稿は改稿して…