2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

はるかな帰郷―田中裕明の詩情について―(4) (俳誌「静かな場所」10号)

■「静かな場所」10号、2013.3.15、pp.13-14。 ■田中裕明の「詩情」をめぐる連載評論。彼が1980年前後の“磁場”をくぐった俳人であることを重視し、1970年代にデビューした詩人荒川洋治の『水駅』と裕明の共通点を探るための序論を述べた。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2013.3.4-2013.3.8、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、「田螺」句(3/4、月)、与謝野晶子の短歌(3/5、火)、北原白秋の短歌(3/6、水)…

含羞と矜持 特集/眺望・加藤郁乎  (俳誌「LOTUS」24)

■「LOTUS」24号、2013.3、pp.20-21。 ■2012年に亡くなった加藤郁乎追悼特集。前衛俳人・詩人、江戸俳諧考証の大家等の顔を持つ郁乎を、和洋古今の芸術を解する東京の教養人と見定め、その随筆と作品に一貫するものを述べた。

あの頃、俳句は51 明治の俳諧15子規たちの素顔 (俳誌「円虹」)

*「円虹」219号、2013.3.1、pp.12-13。 *正岡子規を中心とする子規派を明治俳諧として捉える連載評論連載評論。51回目は松山の玄関口だった三津浜で子規たちが逍遙し、それを漢詩文や随筆等にしたため、仲間内で興じあったことなどを述べた。

几董『井華集』夏 輪講(13)  (研究会紀要「俳文学研究」59号)

■「俳文学研究」59号、2013.3.1、pp.6-8。飯沼憲子、竹内千代子各自、青木。青木担当は8p。 ■京都俳文学研究会による几董『井華集』輪講録。各氏、青木。春部の内、「花といふ論定りぬさくら人」「雲水の香をせきとめて花の塚」を担当。