2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

白茅アンケート  (俳誌「白茅」20号)

*「白茅」20号、2019.12.30、pp.2-3。 *「白茅」休刊最終号の特集アンケート。現在、関心のあることや日頃のモットー、最近の仕事等について。

俳句と、周りの景色20 述志  (俳誌「白茅」20号)

*「白茅」20号、2019.12.30、pp.23-25。 *杜甫や保田與重郎を参照しながら文人の詩とは「述志」に貫かれた営為だったことを述べ、俳句でいえば飯田龍太や森澄雄、三橋敏雄らの世代までには残っていたであろうことなどを綴った。「白茅」休刊最終号に合わせ…

俳句時評 志と詩のありか   (「朝日新聞」全国版)

*「朝日新聞」2019.12.29、朝日俳壇・歌壇欄、9面。 *俳句時評。木割大雄氏の俳誌「カバトまんだら通信」、原満三寿氏句集『風の図譜』等を紹介しつつ、保田與重郎の言を引用しつつ締め括った。以下は全文。

季節と俳句、愛媛講座07 (愛媛県文化振興財団文化講座)

*愛媛県民文化会館別館1階、2019.12.25、13:30-15:00。 *文化講座E「四季と愛媛の講座」第7回目。松山の冬景色や、佐田岬出身の坪内稔典氏の俳句や文章を通じて佐田岬の冬の過ごし方を紹介しつつ、山本富次郎『ふるさと歳時記』を手掛かりに愛媛各地の雑…

句の手触り、俳人の響き05 櫛部天思2  (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」36-12、2019.12.20、pp.32-33。 *現存俳人の評伝エッセイ。平成期を代表する「俳句甲子園」の一エピソードとして、全国大会で伯方高校や松山中央高校を率いて優勝した櫛部隆志(俳号:天思)先生を紹介。指導教員として開成高校の強さ等を語…

愛媛ゆかりの俳句、文学を味わう  (愛媛大学校友会)

*愛媛大学内情報メディアセンター1階、2019.12.14、15:00-16:20。 *愛媛大学校友会による市民講座。愛媛ゆかりの俳句や文学を味わうというテーマで、正岡子規や高浜虚子の俳句、獅子文六のエッセイ、女学生による旧練兵場の回想録等を紹介しながら愛媛各地…

西池冬扇著『高濱虚子・未来への触手』書評  (「図書新聞」)

*「図書新聞」3427号、2019.12.14、6面。 *西池冬扇著『高濱虚子・未来への触手』(ウェップ、2019)の書評。

2019年の収穫  (「週刊読書人」)

*「週刊読書人」3319号、2019.12.13、3面。 *各人が2019年刊行書籍から三冊を選ぶ特集記事。生駒大祐氏句集『水界園丁』、高山れおな氏評論集『切字と切れ』、今泉康弘氏評論集『人それを俳句と呼ぶ』を挙げた。

俳壇動向 俳文学界の一年  (「俳句年鑑2020年版」)

*「俳句」別冊「俳句年鑑2020年版」、角川書店、2019.12.7、pp.264-269。 *俳文学界の一年の動向を、「連歌俳諧研究」を中心に紹介した。

愛媛を楽しむ21 しまなみ海道沿いの島の文化、吉井勇など(愛媛新聞社カルチャー講座)

*愛媛新聞社別館503教室、2019.12.3、13:30-15:00。 *岩城島、伯方島を中心に、吉井勇の短歌や文化等を語った。

宇和島文学歴史講座「南予ゆかりの近現代文学、文化を味わう」講演録要約  (「愛媛新聞」)  

*「愛媛新聞」、2019.12.3、pp.46-51。 *2019.8.25にパフィオうわじまで開催された第22回宇和島文学歴史講座の講演録要約。以下は全文。

私の好きな女性俳人BEST3  (総合誌「俳壇」)

*「俳壇」36-13、2019.12.1、46p。 *編集部企画によるアンケート。中村汀女、桂信子、正木ゆう子氏を挙げた。

四季のうつろい、句の香り4 雪  (「花鶏」)

*「花鶏」19-6、2019.12.1、pp.4-5。 *季節と俳句のエッセイ。室町連歌、チェーホフの小説、大野林火の句等を通じて綴った。

「斧」9月号を読む  (「斧」)

*「斧」367、2019.12.1、pp.6-9。 *の俳誌「斧」9月号の主宰及び会員等の句評。

句の面影、今の風景10 三津の面影 (俳誌「花信」)

*「花信」188、2018.12.1、pp.50-51。 *愛媛と俳句のエッセイ。10回目は往時の三津浜の雰囲気を伝える文学として、正岡子規等の俳句の雰囲気を綴った。

季節と追憶12 中年の冬 (俳誌「氷室」)

*「氷室」27-12、2019.12.1、pp.16-17。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。12回目は「中年の冬」。これまでと異なる調子で、中年の冬の過ごし方の悲哀等を綴った。

会話形式でわかる近代俳句史超入門45阿波野青畝1 (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」265号、2019.12.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。大正後期から昭和初期にかけて活躍した四Sの内、阿波野青畝の経歴を語り合った。

いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句24 電気掃除機 (総合俳誌「俳壇」)

*「俳壇」36-12、2019.12.1、pp.208-211。 *有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。24回目は「電気掃除機」。箒やハタキではなく、電気掃除機が戦後いかに浸透したかを無名俳人の句とともに紹介した。