2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第2回評論講座 俳句評論が面白い (俳人協会動画)

*俳人協会、2022.5.30、Youtube動画。 *俳人協会による動画配信企画。「第2回評論講座」として、俳人の高柳克弘氏と対談。「俳句評論が面白い」と題し、俳句評論について語り合った。 www.youtube.com

日本語俳句における季語の情報量の多さと、「創作」概念について  (ミュンヘン、アウグスブルク句会)

*ミュンヘン句会、アウグスブルク句会、2022.5.29、21:00-23:00。 *ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。「じゃんけんで負けて蛍に生まれたの 池田澄子」における「蛍」の季節感のありようを考察することで季語の情報量の多さを確認…

タイムトラベル俳句の歴史3 芭蕉門の俊英たち (「NHK俳句」)

*「NHK俳句」327、2022.5.20、pp.38-41。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第3回目は江戸期の芭蕉門の弟子たちの作品を味読した。

句の手触り、俳人の響き34 連載評伝を振り返って (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」39-6、2022.5.20、pp. 34-35。 *現存俳人の評伝エッセイ。第34回目はこれまでの連載を振り返りながら、現存俳人の評伝を取り扱う意義や、当初の予定だった評伝の雰囲気や方針等を、石川桂郎の『俳人評伝』の面影や、竹中宏氏が語った飯田龍太…

愛媛 文学の面影 中予編  (創風社出版)

*創風社出版、2022.05.15。 *愛媛県の中予地方ゆかりの文学や文化について綴った随筆集。 *amazonからもご注文できます。愛媛 文学の面影 中予編作者:青木 亮人創風社出版Amazon下記リンクの出版社HPからご注文頂くと送料無料になります。 bit.ly

松尾芭蕉や伊勢神宮が代表する日本文化について  (三重大学)

*三重大学、2022.5.10、16:20-17:50。 *三重大学、正路真一先生の留学生対象授業枠での特別授業。三重県の伝統文化の中でも伊賀上野出身の松尾芭蕉、また伊勢神宮に注目しながら、俳句と神社に共通する点や、中国の漢詩と俳句の違い、また季語の季節感につ…

季節と追憶41 清家吉次郎と俳句 (俳誌「氷室」)

*「氷室」30-5、2022.5.1、pp.18-19。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。41回目は「清家吉次郎と俳句」。愛媛県宇和島市の吉田町出身の政治家、清家吉次郎の俳句趣味に触れつつ、彼の人生やその佇まいを綴った。

会話形式でわかる近代俳句史超入門74 近代俳句の捉え方3(俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」293号、2022.5.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。74回目は近現代俳句の特徴を改めて捉え直すために、前回から引き続き室町連歌の季節感について語り合った。

居酒屋の秋鯖、公園の句帳 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」310、2022.5.1、pp.34-37 。 *特集「俳人と仕事」の巻頭評論。草間時彦、山口誓子、中村草田男、高野素十、与謝蕪村、高浜虚子などの逸話を紹介しながら、俳人と仕事の関係について綴った。

逸話のさざめき、句の面影29 河村みゆき (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」310、2022.5.1、pp.176-179 。 *物故俳人の評伝エッセイ。29回目は「層雲」の女性俳人、河村みゆきを紹介した。彼女は結核に罹り、愛媛県の札所である香園寺で療養しながら自由律を詠み、種田山頭火を敬愛していた。昭和14年、みゆきは遍路の旅…

2021年度秋季大会自由発表印象記  (日本近代文学会関西支部)

*「日本近代文学会関西支部会報」35、2022.5.1、4p。 *日本近代文学会関西支部2021年度秋季大会の自由発表枠の学会発表の武久氏の印象記。