2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【エッセイ】趣味と写真と、ときどき俳句と03 Sex Pistolsを初めて聴いた時のこと

*初出:サイト「セクト・ポクリット」、2021.1.31。 *趣味や大学の授業、また俳句その他についての随筆。3回目はイギリスのパンク・ロックバンド、セックス・ピストルズをラジオで初めて聴いた時のことを綴った。 ∴ セックス・ピストルズを夢中で聴いたの…

愛媛俳句学講座3 高浜虚子 (愛媛県文化振興財団文化講座)

*オンライン講座、2021.1.28、14:00-15:00。 *Zoomによる文化講座。第3回は高浜虚子。虚子の士族としてのあり方や俳句観など、参加者とともに句を味読しながら考察した。

金沢ゆかりの高濱虚子の俳句など (ボン大学 )

*ボン大学、2021.1.25、22:30-24:00。 *ドイツのボン大学の日本文学研究者、ハロルド・マイヤー氏とのオンラインによる連続共同授業で、大学院学生が対象。金沢や北陸を訪れた高浜虚子の俳句を鑑賞した。

句の手触り、俳人の響き18 西村麒麟1 (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」38-2、2021.1.20、pp.30-31。 *現存俳人の評伝エッセイで、第18回目は西村麒麟氏。句集『鶉』を刊行した時期の逸話や、氏が住む神奈川県の柿生を訪れた時のことなどを綴った。

詩歌散策 俳句 山口誓子  (「文化愛媛」)

*「文化愛媛」84、2021.1.17、65p。 *愛媛ゆかりの俳句を綴るエッセイ。二回目は、旧別子銅山を訪れた山口誓子の「寒けれど吾がのる人車凭あり」を味読した。

台湾を愛した人の句文集 天野健太郎句文集『風景と自由』書評  (「週刊読書人」)

*「週刊読書人」3373号、2021.1.15、6面。 *天野健太郎著『風景と自由』(新泉社)の書評。台湾文学の翻訳者にして俳句を趣味とした天野健太郎(1971-2018)の俳句及び随筆を収めた『風景の自由』において、天野が何を「自由」と感じ、「風景」が彼に何を…

【エッセイ】趣味と写真と、ときどき俳句と02 猫を撮り始めたことについて

*初出:サイト「セクト・ポクリット」、2021.1.15。 *趣味や大学の授業、また俳句その他についての随筆。第2回目は猫の写真を撮り始めたことについて。Jupiterレンズについても言及。 ∴ いつしか猫を撮るようになった。デジタルやフィルムのカメラに少し凝…

金沢ゆかりの徳田秋声、泉鏡花の俳句など (ボン大学 )

*ボン大学、2021.1.11、22:30-24:00。 *ドイツのボン大学の日本文学研究者、ハロルド・マイヤー氏とのオンラインによる連続共同授業で、大学院学生が対象。金沢ゆかりの作家である徳田秋声、泉鏡花の俳句を味読した。

明治の士族のあり方、軍人のあり方等について (秋山好古祭記念講演)

*秋山好古祭2021、坂の上の雲ミュージアム2階ホール、14:00-15:00。 *松山藩出身で日露戦争で活躍した秋山好古を記念するイベントでの講演。明治の士族のあり方を、秋山好古の晩年の逸話や乃木希典、また幕末から明治期にかけての士族の佇まいや雰囲気、及…

時のうつろい、句の響き16 大畑旅館の松風 (俳誌「子規新報」)

*「子規新報」2-82、2021.1.10、16p。 *愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載16回目は戦後の津島岩松に疎開した獅子文六と大畑旅館について綴った。文六は素封家の東小西家の別棟二階で過ごし、現在、大畑旅館として二階がそのまま残されている。

第7回俳人協会新鋭評論賞選考会結果 (「俳句文学館」)

*俳人協会機関誌「俳句文学館」596号、2021.1.5、6面。 *第7回新鋭評論賞の選考結果についての感想。伊藤幹哲氏「「けり」についての考察」が準賞となり、感想を寄せた。

大阪俳句史研究会総会記念対談「俳句史を考える」 (「俳句史研究」)

*「俳句史研究」26号、2021.1.1、pp.5-37。 *2018年6月30日に伊丹市柿衞文庫で開催された大阪俳句史研究会総会の記念対談「俳句史を考える」(坪内稔典氏、青木)の活字化。俳句史を考察することのあり方や意義等を語り合った。

季節と追憶25 寒夕焼 (俳誌「氷室」)

*「氷室」29-1、2021.1.1、pp.32-33。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。25回目は「寒夕焼」。荒木良雄『心敬』、湯山三吟、チェーホフの小説、高野ムツオ、山田弘子の句を紹介しながら晩秋から初冬へ、そして真冬へ至る雰囲気を…

会話形式でわかる近代俳句史超入門58 中村汀女2 (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」278号、2021.1.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。今回は中村汀女の俳句について語り合った。

逸話のさざめき、句の面影13 中村汀女 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」294、2021.1.1、pp.168-171。 *物故俳人の評伝エッセイ。13回目は中村汀女。明治期、熊本の江津湖そばの村の庄屋の一人娘として生まれ育った彼女の生きざまを綴った。

いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句37 戦後俳句1 (総合俳誌「俳壇」)

*「俳壇」38-1、2021.1.1、pp.208-211。 *有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。37回目は「戦後俳句1」。戦後に興隆した社会性俳句について、同時代文化状況と関連させながら綴った。