2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

学生俳句チャンピオン決定戦2017 瀬戸内の島で俳句サバイバル  (NHK総合)

*NHK松山放送局、2017.5.28、13:05-14:18。 *「四国えかとこ!」の特集番組。全国の大学生が俳句で勝敗を競い合う番組で、審査員として出演した。松山市の中島でロケを行い、決勝戦は堀下翔(筑波大学)、大塚凱氏(東京大学)で、大塚氏が優勝。

「文学の世界 俳句の変革者たち」08  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.5.25、20:30-21:00。再放送は6.1、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第八回目放送。敗戦直後の俳句模様を「酒と無頼」に求め、島津亮や加藤郁乎、…

『漱石事典』(小森陽一他偏)  (翰林書房)

漱石辞典翰林書房Amazon*夏目漱石に関する網羅的な事典。 ・項目「高濱虚子『鶏頭』序」(p.597) ・コラム「漱石の俳体詩」(p.667) ・項目「写生、写生文」(p.753) 上記項目を担当。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2017.5.22-26、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、・短歌「「ヒューマニズム」を無二の理想に掲げつつ五十余年の果てに「むかつく」 小池光…

「文学の世界 俳句の変革者たち」07  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.5.18、20:30-21:00。再放送は5.25、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第七回目放送。敗戦後から現在に至る俳句史の見取図を示すため、テキスト版の…

「天狼」創刊と、焚火のひとひら   (俳誌「ぽち袋」)

■「ぽち袋」23、2017.5.15、pp.26-29。 ■太平洋戦争敗戦後、山口誓子を中心に創刊した「天狼」初期の熱気と昂ぶりと、紅一点といえる橋本多佳子の句作の打ち込み方の凄まじさを「寒月に焚火ひとひらづゝのぼる 多佳子」に認めつつ、戦後の女性俳人の一つのあ…

子規と漱石が関わった俳句雑誌  (愛媛大学「図書館だより」)

■「図書館だより」102号、2017.5.15、pp.1-2。 ■子規・漱石生誕150周年にあわせた巻頭言。愛媛大学図書館は俳句雑誌「ホトトギス」を明治期創刊号から揃いで所蔵しており、そのような図書館は全国的に稀であること、また閉架に入庫すれば気軽に閲覧・一時貸…

「文学の世界 俳句の変革者たち」06  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.5.11、20:30-21:00。再放送は5.18、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第六回目放送。昭和戦時下の俳句の諸相として、新興俳句や中村草田男の作品、…

「写生」のありようと選句について  (大阪咲くやこの花中学校修学旅行)

■愛媛大学ミューズホール2階、多目的交流室、2017.5.10、15:45-17:10。 ■愛媛大学国際連携課による企画。大阪咲くやこの花中学校の修学旅行で松山を訪れた中学生が、留学生とともに句作を行うという研修の一環に関しての講演。「写生」のありようを簡単に伝…

「文学の世界 俳句の変革者たち」05  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.5.4、20:30-21:00。再放送は5.11、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第五回目放送。昭和初期俳壇の様相として、水原秋桜子の「ホトトギス」批判と…

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2017.5.1-5、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、短歌「勝ち負けの問題じゃないと諭されぬ問題じゃないなら勝たせてほしい 俵万智」「中年の…

この本 この一句  (総合誌「俳句界」)

■「俳句界」23-5、2017.5.1、pp.217。 ■下記二冊の一句評。 ・生島春江『すきっぷ』 錠剤のひとつ転がる今朝の秋 「今朝の秋」は立秋の朝。うだるように暑い真夏から涼味を感じる風がふと流れ始めた八月のある日、錠剤が一つこぼれて落ちたという。無論、暦…