2022-01-01から1年間の記事一覧

【公開エッセイ】趣味と写真と、ときどき俳句と33 台北市の迪化街

*サイト「セクト・ポクリット」、2022.12.31。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。33回目は台北市西部にある迪化街の歴史や散策した時の印象などを綴った。 ∴ (台北の迪化街) 台北市の西部にあたる迪化街(てきかがい)は台湾の中でも歴史の古い界隈…

書評「おすすめ本 教養としての俳句」 (「釧路新聞」)

*「釧路新聞」、2022.12.30 。 *『学びのきほん 教養としての俳句』(NHK出版、2022.10)書評。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

*エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2022.12.26-28、AM10:50-11:00、15:50-16:00。 *ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿って俳句を紹介。 ・12/28:永井荷風「下駄買うて箪笥の上や年の暮」。 ・12/29:久保田万太郎「今は亡き人とふたりや冬籠」。 …

【公開エッセイ】趣味と写真と、ときどき俳句と32 『教養としての俳句』の本作り

*サイト「セクト・ポクリット」、2022.12.27。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。32回目は2022年11月刊行の『教養としての俳句』の本作りを通じて感じたことなどを綴った。 ∴ NHK出版が手がける『学びのきほん』シリーズというのがあり、2022年秋…

松尾芭蕉の俳句、伊勢神宮の神社と「余白」について  (三重大学)

*三重大学、2022.12.20、16:20-17:50。 *三重大学、正路真一先生の留学生対象授業枠での特別授業。三重県の伝統文化の中でも伊賀上野出身の松尾芭蕉、また伊勢神宮に注目しながら、俳句と神社が醸す「余白」を「察する」ことについて、中国の漢詩と俳句の…

句の手触り、俳人の響き39 松本てふこ5 (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」40-1、2022.12.20、pp. 24-25。 *現存俳人の評伝エッセイ。第39回目は松本てふこ氏の第5回目。結社「童子」に所属する松本氏が捉える「写生」についてまとめた。

タイムトラベル俳句の歴史9 四Sと現代俳句の幕開け  (「NHK俳句」)

*「NHK俳句」334、2022.12.20、pp.38-41。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第9回目は「ホトトギス」雑詠欄で活躍した四Sについて論じた。

書評「おすすめ本 教養としての俳句」 (「京都新聞」)

*「京都新聞」夕刊、2022.12.19 。 *「おすすめ本」コーナーでの『学びのきほん 教養としての俳句』(NHK出版、2022.10)書評。

愛媛各地の風情をゆかりの文化や詩歌とともに味わう  (愛媛経済同友会)

*全日空○4階ホール、2022.12.16、15:30-15:50。 *愛媛県の財界、実業関係者が集う記念講演。愛媛の六時屋や坪内寿夫といった経営者、また清家吉次郎といった政治家、あるいは別子銅山の住友等を例にしながら、実業と文化の関わりを語った。

2022年の収穫  (「週刊読書人」)

*「週刊読書人」3469号、2022.12.16、3面。 *各人が2021年秋~2022年冬頃の刊行書籍から三冊を選ぶ特集記事。相子智恵句集『呼応』、小川楓子句集『ことり』、恩田侑布子句集『はだかむし』の三冊を挙げた。

個人的な実感、評論のありよう  (総合誌「ウエップ俳句通信」)

*「ウエップ俳句通信」131号、2022.12.14、pp.144-145。 *西池冬扇氏『明日への触手』の論展開を通じて、「評論」のありようを論じた。

愛媛俳句、文化講座06 【近代文明】四阪島、市電、川之石など  (愛媛文化振興財団)

*愛媛県県民文化会館本館3階、2022.12.14、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第6回目。愛媛と近代文明の関係について、別子銅山の四阪島、また保内の川之石、松山の市電等について語った。

第12回百年俳句賞授賞式  (マルコボ.コム)

*Zoomによるオンライン、2022.12.10、15:00-17:00。 *マルコボ.コムによる第11回百年俳句賞の最優秀賞受賞発表と各優秀賞・入賞俳人の授賞式。予選選考委員として参加した。最優秀賞は三瀬未悠氏が受賞。

俳壇動向 俳文学界の一年  (「俳句年鑑2023年版」)

*「俳句」別冊「俳句年鑑2023年版」、角川書店、2022.12.7、pp.272-277。 *俳文学界の2021年秋~2022年秋の動向。金田房子氏『芭蕉の詩趣』、金子はな氏『惟然・支考の「軽み」』、荒川英之氏『沢木欣一』等を紹介した。

俳句講座07 近代俳句3 秋桜子、素十、誓子、青畝   (愛媛県文化振興財団)

*愛媛県文化振興財団のオンライン講座、2022.12.7、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。7回目は近代俳句の水原秋桜子、高野素十、山口誓子、阿波野青畝のいわゆる四Sの句を味読した。

夏目漱石と蕪村調  (愛媛大学シンポジウム)

*愛媛大学南加ホール、2022.12.4、13:30-16:20。 *俳句・書文化研究センター長を務める佐藤栄作氏によるシンポジウム。前半の基調講演を坪内稔典氏、また漱石関連の報告を佐藤栄作氏、川島佳弘氏(子規記念博物館学芸員)、青木が行い(「夏目漱石と蕪村調…

【公開エッセイ】趣味と写真と、ときどき俳句と31 ヴィヴィアン・ウエストウッドとアーガイル柄の服

*サイト「セクト・ポクリット」、2022.12.2。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。31回目はイングランドのデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドとお気に入りのバーバリー・ブラックレーベルのアーガイル柄の服について。 ∴ ヴィヴィアン・ウエスト…

季節と追憶48 名優・井上正夫 (俳誌「氷室」)

*「氷室」30-12、2022.12.1、pp.20-21。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。48回目は「名優・井上正夫」。砥部町出身の新派名優、井上正夫の生涯を綴った。

会話形式でわかる近代俳句史超入門81 西東三鬼2(俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」301号、2022.12.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。81回目は西東三鬼の作品を語り合った。

逸話のさざめき、句の面影33 西東三鬼 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」317、2022.12.1、pp.128-131 。 *物故俳人の評伝エッセイ。33回目は西東三鬼。彼の女性遍歴や人生の逸話を綴った。

学びのきほん 教養としての俳句  (NHK出版)

*NHK出版、2022.11.30。 *「学びのきほん」シリーズの俳句版。連歌から近代俳句に至る概説や、近代に「写生」を提唱した正岡子規及び高浜虚子の人生や「写生」との関係、また季語のありようや俳句独特の感性などを入門書風に綴った。NHK出版 学びのきほん …

ことばの花束  (エフエムいたみ)

*エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2022.11.28-12.2、AM10:50-11:00、15:50-16:00。 *ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿って俳句を紹介。 ・11/28-29:海外と日本の季節感の違い、小川軽舟「干布団飛行機雲を見て飽かず」の紹介など。 ・11/30-12/…

ほぼ週刊青木堀切6 (サイト「セクト・ポクリット」)

*サイト「セクト・ポクリット」、2022.11.24。 *堀切克洋氏と青木亮人によるラジオ雑談。6回目はパリのパン事情や野菜、豆の旨味などについて。sectpoclit.com

タイムトラベル俳句の歴史8 「ホトトギス」女性俳人、帝大生への拡大  (「NHK俳句」)

*「NHK俳句」333、2022.11.20、pp.38-41。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第8回目は大正中期の「ホトトギス」で目立ち始めた帝国大学出身者と女性俳句について時代背景とともに綴った。具体的には日野草城や杉田久女…

句の手触り、俳人の響き38 松本てふこ4 (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」39-12、2022.11.20、pp. 24-25。 *現存俳人の評伝エッセイ。第37回目は松本てふこ氏の第4回目。結社「童子」及び辻桃子主宰が松本に与えた影響や、彼女が「童子」会員であることの意義などを綴った。

俳句の詠み方、感じ方  (ドイツ、デュッセルドルフ日本クラブ)

*デュッセルドルフ日本クラブ、2022.11.19、22:00-23:00。 *ドイツのデュッセルドルフ日本クラブ文化部による講演。日本語俳句の特徴や俳句を詠む際のいくつかの留意点を、拙著『教養としての俳句』を適宜参照しながら語った。

【公開エッセイ】趣味と写真と、ときどき俳句と30 公園の猫たちと竹内栖鳳の「班猫」

*サイト「セクト・ポクリット」、2022.11.17。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。30回目は公園で見かけた猫の親子と竹内栖鳳の日本画「班猫」について。下記は全文。 ∴ 夏の朝、近所を散歩していると公園で母猫が子猫に乳を与えていた(写真)。子猫…

時のうつろい、句の響き26 住友友成公の別子挽歌 (俳誌「子規新報」)

*「子規新報」2-92、2022.11.15、16p。 *愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載26回目は別子銅山を経営した住友の第16代家長、住友友成が銅山閉山時に詠んだ短歌とその歌碑について綴った。

冬のさ中に春を先取りする感性 梅や椿、鶯を例に  (ドイツ、日本語で話す会)

*オンライン講座、2022.11.13、21:00-22:40。 *ドイツの日本語愛好者及び在住者による「日本語で話す会」での講演。日本文化には季節を先取りする感覚があり、特に冬の寒い時期に「梅」や「椿」、「鶯」の意匠を好む傾向にある。和菓子や着物、活け花や俳…

ほぼ週刊青木堀切5 (サイト「セクト・ポクリット」)

*サイト「セクト・ポクリット」、2022.11.10。 *堀切克洋氏と青木亮人によるラジオ雑談。5回目は松山やパリの食や肉の事情について。sectpoclit.com