2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【公開エッセイ】趣味と写真と、ときどき俳句と27 約48万字の本作りと体力

*サイト「セクト・ポクリット」、2022.9.30。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。27回目は拙著『愛媛 文学の面影』三部作を刊行した際、本作りに体力と生活習慣が肝要と感じたことなどを綴った。 ∴ 愛媛の出版社、創風社出版から『愛媛 文学の面影』と…

文学や文化 愛媛味わう 愛媛大・青木准教授が新刊 (「愛媛新聞」)

*「愛媛新聞」2022.9.21、21面。『愛媛 文学の面影』中予編(創風社出版)刊行に際してのインタビュー。

句の手触り、俳人の響き36 松本てふこ2 (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」39-10、2022.9.20、pp. 26-27。 *現存俳人の評伝エッセイ。第36回目は松本てふこ氏の第2回目。松本氏が大学卒業後に結社「童子」に入ったいきさつなどをまとめた。

タイムトラベル俳句の歴史6 子規亡き後の俳句革新 碧梧桐と虚子 (「NHK俳句」)

*「NHK俳句」331、2022.9.20、pp.38-41。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第6回目は正岡子規没後の子規派俳句の動向を軸に据え、河東碧梧桐と高浜虚子の俳句観の対立を中心に綴った。

【公開エッセイ】趣味と写真と、ときどき俳句と26-4 愛媛県南予地方と宇和島の牛鬼4

*初出:サイト「セクト・ポクリット」、2022.9.18。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。26回目は愛媛県宇和島市等の南予地方で有名な牛鬼について4回にわたり綴った。今回はその4回目。∴ 現在、宇和島で催される牛鬼まつりは和霊神社の神輿の先導役を…

第3回評論講座 俳句評論が面白い (俳人協会動画)

*俳人協会、2022.9.12、Youtube動画。 *俳人協会による動画配信企画。「第3回評論講座」として、俳人の高柳克弘氏と対談。「俳句評論が面白い」と題し、俳句評論について語り合った。 www.youtube.com

東平、鹿森社宅、旧別子等を詠んだ 近代俳句を土地の風情とともに鑑賞する  (新居浜市生涯学習センター)

*新居浜市生涯学習センター主催によるオンライン講演、2022.9.10、13:30-15:30。 *新居浜生涯学習センター「日本文学講座」。東平、鹿森社宅、旧別子等を詠んだ俳句を軸とした別子銅山特有の生活環境等を述べた。元鹿森社宅在住の山川静雄氏、渡邊優津子氏…

俳句講座04 江戸俳諧の爛熟 蕪村、一茶の発句を読む   (愛媛県文化振興財団)

*愛媛県文化振興財団のオンライン講座、2022.9.2、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。4回目は江戸中後期の俳諧像として、蕪村、一茶などの発句を味読した。

会話形式でわかる近代俳句史超入門78 近代俳句の捉え方7(俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」298号、2022.9.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。78回目も近現代俳句の特徴を改めて捉え直すために、連歌や俳諧について語った。その際、連歌の面白さを知ったのは光田和伸先生(連歌・俳諧研究者)の名講…

夜闇の蛍と雪の深さ、そして万緑の手触り 国語教育現場における俳句読解の傾向について  (学術誌「昭和文学研究」)

*「昭和文学研究」85集、2022.9.1、pp.108-131。 *国語教育現場における俳句読解や創作の授業は、授業実践や展開、教授法や指導要領との関連性如何にかかわらず、いずれも一行詩に近い読解が行われる傾向にあり、有季定型という特徴を有する俳句作品の読解…

「いのちのおばけ」の闇と悲願  (俳誌「杉」)

*「杉」53-5、2022.9.1、pp.44-47 。 *森澄雄の俳句のありようを、保田与重郎の文学観を参考に論じた。「杉」は森澄雄が創刊し、現在は子息の森潮氏が主宰を務める。

季節と追憶45 住友家長、泉幸吉の銅山歌 (俳誌「氷室」)

*「氷室」30-9、2022.9.1、pp.20-21。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。45回目は「住友家長、泉幸吉の銅山歌 」。住友家第16代家長、住友吉左衛門友成公が別子銅山閉山に際して詠んだ短歌群を味読した。

逸話のさざめき、句の面影31 虚子の祖父母 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」314、2022.9.1、pp.122-125 。 *物故俳人の評伝エッセイ。31回目は高浜虚子の母方の祖父母について。虚子は母方の祖父母、山川市蔵夫妻が没した地や詳細が分からないために長年気にかけていたが、愛媛県西条市の秋都庵にあることが判明し、すぐ…