2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

“ワシノ文ガ載ツトラン”―子規の活字への想いとその意義 (子規記念博物館、夏季子規塾)

*夏季子規塾(於松山市子規記念博物館)、2010.8.29。 *正岡子規は句会や書簡、新聞紙・雑誌等のメディアを駆使することで、「子規派」と称される句風を内外に定着させることに卓越していたことを述べ、もし現代であればブログやmixi、twitter等のネットメ…

『戦後詩誌総覧』8巻(和田博文・杉浦静編) (日外アソシエーツ)

戦後詩誌総覧〈8〉60年代詩から70年代詩へ作者: 和田博文,杉浦静出版社/メーカー: 日外アソシエーツ発売日: 2010/08/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る *戦後に刊行された著名詩誌の総目次を、書誌としてまとめたシリーズ…

映像と俳句―機関車とエヴァンゲリヲン―(俳人協会、龍谷大学俳句講座)

*俳人協会関西支部・京都コンソーシアム主催、現代俳句夏季講座(於龍谷大学)、2010.8.7。 *俳句は映画から強い影響を受けていたことを具体的に指摘することで、俳句が多様な芸術潮流から影響を受け、そして独自の表現を獲得したことを述べた。具体的には…

あの頃、俳句は20 「万緑」昭和23年8月号 (俳誌「円虹」)

*「円虹」188号、2010.8.1、pp.8-9。 *往時の俳句雑誌を繙く連載評論。20回目は「万緑」昭和23年8月号掲載の中村草田男句について述べた。

俳諧いまむかし(四五) 八月 『百句燦燦』 (俳誌「氷室」)

*「氷室」18-8、2010.8.1、pp.34-35。 *俳句に関するエッセイ。45回目は塚本邦雄の句解『百句燦燦』の魅力を綴った。