2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
*「子規新報」2-95、2023.5.30、16p。 *愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載29回目は台北市郊外にあった草山地域の温泉街を紹介し、ゆかりの作品として台湾の俳誌「ゆうかり」掲載句や、邱永漢の小説等を交えながら綴った。
*「俳句四季」40-6、2023.5.20、pp.34-35。 *現存俳人の評伝エッセイ。第44回目は小田島渚氏の4回目。2017年の角川俳句賞の予選通過後、「小熊座」に入会し、「銀漢」と併せて二結社に所属することで培われた俳句観等を紹介した。
*「NHK俳句」339、2023.5.20、pp.38-41。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第14回目は昭和10年代前半を象徴する出来事として、総合誌「俳句研究」から生まれた人間探求派の俳人について綴った。
*「愛媛新聞」2023.5.13、17面。 *愛媛県美術館開催の「大竹伸朗展」(5/3~7/2)についての寄稿エッセイ。芸術家の大竹伸朗氏は一般的に圧倒的な熱量や膨大な点数、また「混沌」「雑多」等の評が多い傾向にあるが、氏の作品には常に淡い透明感を帯びてい…
*Zoomによるオンライン講座、2023.5.6、20:00-21:00。 *日本伝統俳句協会によるオンライン講座「稲畑汀子の世界」2回目に出演。汀子選から見える「写生」の特徴、下五の表現からうかがえる高浜虚子からの具体的な影響、汀子句における「写生」と「花鳥諷詠…
*愛媛新聞社別館503教室、2023.5.6、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。2回目前半は、明治期の正岡子規の俳句革新が軸とした「写生」の内実を講義した。後半は、「噴火口近くて霧が霧雨が 藤後左右」「父となりしか蜥蜴とともにたちどまる …
*「俳壇」40-5、2023.5.1、pp.200-201 。 *俳句関連の書籍紹介及び書評欄。山岸由佳句集『丈夫な紙』、渡辺有紀子句集『山羊の乳』、岩田奎句集『膚』を紹介した。
*「俳句界」322、2023.5.1、pp.136-139 。 *物故俳人の評伝エッセイ。38回目は高野素十。「客観写生」の代表俳人とされた素十がなぜ「写生」にのめり込んだのか、その機微を彼の人生に照らしながら綴った。
*「100年俳句計画」306号、2023.5.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。「自分」をいかに認識するか、それと句作や人生がどのように関係するかといった内容を語り合った。