2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
*初出:サイト「セクト・ポクリット」、2023.10.30。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。第45回目はジャズのマイルス・デイヴィスの『Bitshes Brew』を初めて聴いた時や、中平卓馬の写真を初めて見た時の驚きを綴った。 sectpoclit.com
*愛媛県文化振興財団のオンライン講座、2023.10.25、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。第5回は日本文化の文脈や生活観を前提とした俳句として 畳や蚊帳を詠んだ作品を例にしながら、省略された文脈を想像する機微、また想像させる措辞がいかなるものか…
*「俳句四季」40-11、2023.10.20、pp.26-27。 *現存俳人の評伝エッセイ。第49回目は前回に続いて品川鈴子と「ぐろっけ」について。山口誓子の下で学んだ品川鈴子が「ぐろっけ」の会員を指導した際、誓子流の発想が色濃く残っていたことなどを綴った。
*「NHK俳句」344、11月号、2023.10.20、pp.38-41。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第18回目は戦後に注目された境涯俳句のありようを、石田波郷や日野草城、野澤節子、菖蒲あや等の句を紹介しながら論じた。
*三重大学、2023.10.17、16:20-17:10。 *三重大学、正路真一先生の留学生対象授業枠での特別授業。三重県の伝統文化の中でも伊賀上野出身の松尾芭蕉の俳句や伊勢神宮、またアニメ作品に注目しながら、「何もない空間」の佇まいについて語った。
*ミュンヘン句会・アウグスブルク合同句会、2023.10.15、21:00-23:10。 *ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。日本語俳句における「不易流行」の実例として有季定型句を取り上げつつ、季節感と日本文化における「永遠」とヨーロッパ…
*初出:サイト「セクト・ポクリット」、2023.10.13。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。第44回目は、フィルムカメラ等の写真に少し凝っていた頃、なぜ写真がうまく撮れなかったことなどを綴った。 sectpoclit.com
*読売・日本テレビ系列、2023.10.12、21:00-22:54。 *「秘密のケンミンSHOW極 SP!」内の愛媛県のコーナーに出演。松山で俳句が盛んになった理由を語った。
*愛媛県県民文化会館3F、2023.10.11、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第5回目。東予の川之江出身の深川正一郎の俳句作品や郷土ゆかりの文章を、銅山川や嶺南地域の平家伝説とともに味読した。
*「子規新報」2-97、2023.10.10、16p。 *愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載31回目は台南から高雄にかけて広がった甘蔗畑の歴史的背景等を綴りながら、甘蔗畑を読んだ句を味読した。
*愛媛新聞社別館503教室、2023.10.7、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。7回目は、「ホトトギス」雑詠欄で活躍した川端茅舎、松本たかし、中村草田男の三俳人の作品を味読した。
*「ボストン日本人会会報」175,2023.10.1、pp.12-13。 *アメリカのボストン日本人会の会報寄稿。秋から冬にかけての情趣を代表する食として秋刀魚と蕎麦を取り上げ、その風情を俳句や随筆等を紹介しながら綴った。
*研究会紀要「俳文学研究」80号、2023.10.1、5p。 *日本統治時代の台湾における製糖関連の俳句作品は、一見すると季節感の把握や句意を把握しがたいため、当時の台湾における製糖業の事情を踏まえながら的確な解釈を試みた。
*「氷室」31-10、2023.10.1、pp.20-21。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。57回目は石田波郷の句集『惜命』に注目しながら、戦前と戦後で「境涯」の位相が異なっていたことなどを論じた。
*「100年俳句計画」311号、2023.10.1、pp.16-17。 *戦後以降の俳句史についての評論。秋元不死男の「俳句もの説」に戦後特有の思潮があったことなどを論じた。
*「俳句界」327、2023.10.1、pp.138-141 。 *物故俳人の評伝エッセイ。43回目は河東碧梧桐。高浜虚子が弔句として詠んだ「たとふれば独楽のはじける如くなり」を彷彿とさせる彼の人生に、「書生」と近代文人の面影を重ねながら論じた。