2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「俳声」総目次――明治の俳諧結社「秋声会」の準機関誌について   (「同志社国文学」)

■「同志社国文学」64号、2006.3.20、pp.124-177。 ■尾崎紅葉などが関係した俳誌「俳声」の解題及び総目次。小説家紅葉は俳句にも深く関わり、「秋声会」なる集いを立ち上げたり、また俳壇の有力者達とも交遊があった。 俳誌「俳声」はこの「秋声会」のいわば…

三森幹雄の集金力   (「俳文学研究」)

■「俳文学研究」45号、2006.3.1、pp.2-3。 ■明治期に全国的に著名だった俳諧宗匠、三森幹雄は明治26年の芭蕉二百回忌にあわせて芭蕉神社建立を企画した。その際、全国から多額の寄附が寄せられ、神社はその寄付金で建立されたという。この事例をもとに、俳句…