2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
■「白茅」2015.4.30、pp.18-20。 ■高屋窓秋の「ちるさくら海あをければ海へちる」に流れる冷え冷えした抒情のありようを、古典の伊勢物語や現代詩の新川和江「ふゆのさくら」を参照しつつ述べた。
*エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2015.4.27-5.1、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 *ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、今井杏太郎(4/27-28、月-火)、「コップ」の句(4/29、水)、河野祐子の短歌(4/30、…
*「俳句四季」32-5,2015.4.20、pp.16-17。 *「いま推奨したい句集」として、山口誓子の第四句集『七曜』を紹介した。誓子は著名俳人だが、『七曜』を通読する機会は少ないため、この句集がいかに「天才」の所業であるかを指摘しつつ論じた。
■松山市庚申庵2階、13:30-15:00。 ■明治期の俳諧宗匠らの作品を例に、江戸俳諧と明治以降の俳句では季節感や価値観が異なることを述べた。
■「円座」25号、2015.4.1、pp.30-34。 ■平成初期の総合俳誌「俳句」に句作入門記事が増えることを踏まえつつ、岡田日郎、沢木欣一、波多野爽波の鼎談を取り上げ、当時の「俳句」観がいかなる位相だったかを論じた。
■「現代詩手帖」58-4,2015.4.1、pp.169。 ■宇多喜代子編集の『桂信子文集』の紹介。桂信子に師事した宇多が桂信子文集をまとめることの意義と、桂信子が「本物」という言葉をよく使う俳人だったことなどを紹介した。
*「100年俳句計画」209、2015.4.1、pp.38-39。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。10回目は高浜虚子の青年期について語り合った。
■「俳句」2015.4.1、179p。 ■俳人協会主催の第29回評論新人賞受賞のことば。
*「俳句」64-5,2015.3.25、241p。 *2010年に急逝した山田弘子(1934-2010、結社「円虹」創刊主宰)の『山田弘子全句集』の書評。