2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

詩歌の響き  (「教科研究 国語・書写」208号)

*「教科研究 国語・書写」208号、2019.5、pp.2-6。 *学校図書株式会社の中学校・小学校向け冊子に寄稿。詩歌は善悪や正邪で図るものではなく、喜怒哀楽の響きを無内容の調べに乗せて歌う文芸であることを評した。川島葵、高浜虚子、星野立子の俳句、また俵…

俳句時評 真実の手触り (「朝日新聞」全国版)

*「朝日新聞」2019.5.26、朝日俳壇・歌壇欄、11面。 *俳句時評。以下は全文。

愛媛を楽しむ10 山口誓子、旧別子のことなど2(愛媛新聞社カルチャー講座)

*愛媛新聞社別館202教室、2019.5.21、13:30-15:00。 *近代俳人を軸にしながら、愛媛ゆかりの文学・文化を味わう講座。10回目は山口誓子が旧別子を訪れた作品の解説に加え、旧別子の雰囲気や様相について述べた。

近代俳句の最高峰  (「しんぶん赤旗」)

*「しんぶん赤旗」2019.5.19、8面。 *『近代俳句の諸相』の俳人協会評論賞受賞を記念してのエッセイ。高野素十や山口誓子、中村草田男、高浜虚子ら近代俳句の最高峰がいかに野蛮かつ強烈な句を詠んだかを綴った。 * * * * * * * *Suject : *

句作の要点  (大阪咲くやこの花中学校修学旅行研修)

*愛媛大学ミューズホール2階、多目的交流室215、2019.5.16、15:45-17:10。 *愛媛大学国際連携課による企画。大阪咲くやこの花中学校の修学旅行で松山を訪れた生徒に俳句の要点や価値観、また句作のポイント等を簡潔に伝えた。要点は下記の通り。 ・諦める…

愛媛を楽しむ09 山口誓子、旧別子のことなど(愛媛新聞社カルチャー講座)

*愛媛新聞社別館503教室、2019.5.7、13:30-15:00。 *近代俳人を軸にしながら、愛媛ゆかりの文学・文化を味わう講座。9回目は山口誓子の経歴や作品の特徴、また彼が何度か訪れた新居浜の別子銅山・旧別子について述べた。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

*エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2019.5.6-10、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 *ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな俳句を紹介。 ・5/6(月):柿衞文庫と岡田利兵衛の逸話1 ・5/7(火):柿衞文庫と岡田利兵衛の逸話2 ・5/8(水):柿衞文…

季節と追憶05 藤の花 (俳誌「氷室」)

*「氷室」27-5、2019.5.1、pp.16-17。 *"Season and Reminiscence May : Wisteria flower",haiku essays serialized in magazines called haiku magazine "Himuro". *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。5回目は「藤の花」。太宰治…

会話形式でわかる近代俳句史超入門38山口誓子1 (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」258号、2019.5.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。大正後期から昭和初期にかけて活躍した四Sの一人目として、山口誓子を取り上げた。1回目は幼少時から大学入学あたりまでの経歴を語り合った。

いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句17 駄菓子屋 (総合俳誌「俳壇」)

*「俳壇」36-5、2019.5.1、pp.208-211。 *有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。17回目は「駄菓子屋」。昭和戦後の駄菓子屋を中心に、坪内稔典氏の回想も引用しつつ往時の駄菓子の雰囲気を綴った。 * * * * * * * *Suject : "Every era…