2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

素十の写生と薩摩自顕流  (総合俳誌「俳句」)

■「俳句」67-2号、2018.1.25、pp.94-97。 ■高野素十特集への寄稿。素十の「写生」には、薩摩藩の薬丸自顕流を髣髴とさせるう潔さと膂力の強さがあったとして、小林秀雄『近代絵画』のセザンヌ論も参照しつつ素十の「写生」の強さを述べた。

俳句学講座08 (愛媛県文化振興財団文化講座)

■ひめぎんホール3階第5,7会議室、2018.1.25、13:30-15:00。 ■文化講座E「俳句学講義」第6回目「「愛媛の俳句」を味わう、南予編」。愛媛県の南予地域に着目し、無名俳人が詠んだ句から南予の風物を感じつつ、三間町の畦地梅太郎の文章などを紹介しつつ南予…

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2018.1.22-1.26、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は下記の通り。 ・野見山朱鳥の俳句:「冬蜂の胸に手足を集め死す」「手鏡の中を妻来る春の…

ありし日の「山茶花」   (結社誌「山茶花」)

■「山茶花」73-1、2018.1.10、p.43。 ■「語」に関する小文。大正後期の「山茶花」に発表された「語」の句群を紹介。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

*エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2018.1.4-5、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 *ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿って俳句を紹介。

いつでもそこに、俳句があった01喫茶店 郷愁の昭和俳句  (総合俳誌「俳壇」)

■「俳壇」35-1、2018.1.1、pp.206-209。 ■有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。第1回目は「喫茶店」にまつわる話題や句を紹介した。

会話形式でわかる近代俳句史超入門22  (俳誌「100年俳句計画」)

■「100年俳句計画」242号、2018.1.1、pp.22-23。 ■「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。河東碧梧桐の俳句作品を、初期から晩年にかけて列挙しつつ、句解を述べた。