2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

心理学と俳句を携えた元士族、正岡子規  (坂の上の雲ミュージアム通信「小日本」25)

■「小日本」25号、2016.3.31、pp.20-23。 ■坂の上の雲ミュージアムの特別展にあわせたエッセイ。正岡子規は俳句や短歌、随筆等で知られた明治文学者だが、彼は士族の家の長男として、また賊軍とされた松山藩出身の武士としての矜持を強く抱くとともに、帝国…

昭和期「ホトトギス」の傑作を探る  (第53回松山市民俳句大会講演録)

■松山俳句協会『第53回松山市民俳句大会乳選句集』、2016.3.31、pp.48-67。 ■2016.2.11に催された松山市民俳句大会での講演録。

ラジオシンポジウム 近代国家制度の形成、子規と帝国大学  (南海放送)

*坂の上の雲ミュージアム、2016.3.6、13:00-15:00。 *3.6に催された坂の上の雲ミュージアムの第10回企画展「近代国家制度の形成3 子規と帝国大学」にあわせた公開シンポジウムの放送。詳細は3.6の収録内容と同様。松原正毅氏(坂の上の雲ミュージアム館長…

文学や漫画から見る近現代の遍路  (紀要「四国遍路と世界の巡礼」)

■四国遍路・世界の巡礼研究センター紀要「四国遍路と世界の巡礼」1号、2016.3.25、pp.51-57。 ■近代俳句や昭和期漫画が四国遍路をいかに表象したかを考察した。遍路文化表象の研究は主に江戸期までが多く、近代以降はさほど研究が進んでいない。まして俳人や…

公開ラジオ収録 近代国家制度の形成、子規と帝国大学  (坂の上の雲ミュージアム)

■坂の上の雲ミュージアム2階ホール、2016.3.6、13:30-15:00。 ■坂の上の雲ミュージアム第10回企画展「近代国家制度の形成3 子規と帝国大学」にあわせた公開ラジオシンポジウムの放送。大学を頂点とする学校教育制度と明治国家形成がどのように関わり、明治日…

几董『井華集』夏 輪講(19)  (研究会紀要「俳文学研究」65号)

■「俳文学研究」65号、2016.3.1、pp.7-8。 ■京都俳文学研究会による几董『井華集』輪講録。夏部の内、「ほとゝぎす天狗の礫ゆるせかし」「探幽があけぼのゝ夢や子規」「伏見の夜急に更たり杜鵑」「まぼろしの花忘れめや蜀鳥」「寒しとは小町が嘘よほとゝぎす…