2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2011.1.31-2.4、AM10:50-11:00、15:50-16:00。 ■ラジオ放送。各回ごとに俳人と代表句などを紹介。詳細は、山口誓子(月)、三橋敏雄(火)、関悦史(水)、「ホトトギス」雑詠選集・傑作(木)、「ホトトギス」雑…

明治の椿はいかに落ちたか――俳句「赤い椿白い椿と落ちにけり」を読む――  (学術誌「日本文学」)

*「日本文学」60-1、2011.1.10、pp.78-82。 *河東碧梧桐の「赤い椿白い椿と落ちにけり」は、正岡子規によって「印象明瞭」と賞賛され、後に「写生」句の典型と見なされた。その特色は「ありのままを描く、(略)その淡々たるところ」(村山古郷)にある、…

あの頃、俳句は25 スケート、1942 (俳誌「円虹」)

*「円虹」193号、2011.1.1、pp.10-11。 *往時の俳句雑誌を繙く連載評論。25回目は山口誓子の「スケート」連作の特徴や魅力を、当時の「スケート」句の詠みぶりと比較しつつ述べた。

昭和初期「ホトトギス」雑詠欄の魅力など(1) (「円虹」)

*「円虹」193、2011.1.1、pp.22-25。 *2010年10月17日の「円虹」全国大会(於鳥取県湯梨浜町、水明荘)の講演録。分量が多いため、三ヶ月にわたり掲載した。

俳諧いまむかし(四九) 一月 鑑定家 (俳誌「氷室」)

*「氷室」19-1、2011.1.1、pp.50-51。 *俳句に関するエッセイ。49回目は現俳句界の目利きの不在が何をもたらすかを綴った。