2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

俳句史を考える  (大阪俳句史研究会総会)

■兵庫県伊丹市柿衞文庫1階会議室、2018.6.30、15:00-16:30。 ■大阪俳句史研究会総会の一環で、坪内稔典氏と青木の対談。俳句史とは、何をもって俳句史と見なすか等を語り合った。

批評家たちの「写生」(二十二) 小林秀雄(その十四)  (俳誌「翔臨」92)

*「翔臨」92号、2018.6.30、pp.20-21。 *文芸批評家の論を通じて「写生」を捉え直す連載評論。小林秀雄の「近代絵画」におけるセザンヌ論及び九鬼周造の偶然論を参照しつつ、「写生」の強度を論じた。

愛媛学講座01 愛媛と食事 (愛媛県文化振興財団文化講座)

■ひめぎんホール3階第5,7会議室、2018.6.28、13:30-15:00。。 ■文化講座E「愛媛学講義」第1回目、「愛媛を楽しむレッスン」。俳句や随筆、建築や音楽、マンガや映画等で描かれた愛媛各地を紹介しつつ、「愛媛」を軸とした諸芸術の味わい方を紹介した。

長谷川櫂『俳句の誕生』書評 空転の現在、空白の時空   (「俳句」)

■「俳句」67-7、2018.6.25、pp.233。 ■長谷川櫂氏『俳句の誕生』の紹介及び書評。

俳句甲子園地方選松山会場・審査員

*俳句甲子園地方選松山会場、第一会場審査員(於大街道商店街)。2018.6.17、9:30-17:00。 *第一会場審査員長を担当。第一会場優勝チームは宇和島東高校Aチーム、個人最優秀句は松山西中等教育Bチームの「まどろみの終電蛙声の駅に着く 寺田紫乃」。

みちのものがたり 子規と漱石 吟行の道 (松山市)  (「朝日新聞」be)

■「朝日新聞」土曜版be「みちのものがたり」、2018.6.9、6-7面。 ■正岡子規ゆかりの道に関するエッセイでのインタビュー。俳句革新が過激だった理由として、当時の明治期俳壇の諸相や、子規の人生の中での明治28年の帰郷の意義などを語った。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2018.6.4-8、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな俳句を紹介。詳細は下記の通り。 ・「蛍獲て少年の指緑なり 山口誓子」「親一人子一人蛍光りけり」(6/4、月) ・「蛍…

時のうつろい、句の響き01 松山城  (俳誌「子規新報」)

■「子規新報」2-67、2018.6.1、16p。 ■愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載一回目は松山城にまつわる話で、正岡子規、高浜虚子、谷野予志、中村草田男らを紹介。

句の面影、今の風景01 石手寺の焼餅  (俳誌「花信」)

■「花信」170、2018.6.1、pp.60-61。 ■愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載一回目は四国遍路の第五十一番札所、石手寺の焼餅に関する俳句や随筆を紹介。

会話形式でわかる近代俳句史超入門27  (俳誌「100年俳句計画」)

■「100年俳句計画」247号、2018.6.1、pp.24-25。 ■「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。大正期「ホトトギス」の雑詠欄で活躍した原石鼎の経歴や逸話を紹介した。

いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句06 団地  (総合俳誌「俳壇」)

■「俳壇」35-6、2018.6.1、pp.208-211。 ■有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。第6回目は「団地」。

刻まれた句、漂う夢 戦後俳句史4 「クリスタルな「私」」  (俳誌「円座」44号)

■「円座」44号、2018.6.1、pp.40-45。 ■戦後俳句史の第四回目。1980年代の辻桃子の感性を輪郭付ける作業として、村上龍がサザンオールスターズを礼賛したエッセイや田中康夫『なんとなく、クリスタル』を参照しつつ、俳句界に戻り、辻桃子の「私」を際立たせ…

特集『月に吠えらんねえ』の世界、俳人紹介  (「現代詩手帖」)

■「現代詩手帖」61-6、2018.6.1、pp.83-86。 ■清家雪子の漫画『月に吠えらんねえ』特集。作品に登場する俳人17人の人物紹介。人名は下記の通り。 ・シキさん(正岡子規)/ナツメ(夏目漱石)/キョシ(高浜虚子)/ヘキゴト(河東碧梧桐)/天気屋(東)(…