サイト案内・新刊紹介

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近現代俳句の名作を鑑賞する20 戦後俳句6 (愛媛新聞社カルチャー講座)

*愛媛新聞社別館303教室、2024.12.7、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。20回目は、敗戦直後の高柳重信や富澤赤黄男の句群を味読した。

愛媛俳句・文化講座07 上一万周辺について 六角堂、道後鉄道、六時屋など (愛媛県文化振興財団)

*愛媛県県民文化会館本館3階第5会議室、2024.12.4、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第7回目。上一万周辺の歴史や文化として、六角堂や道後鉄道の路線、六時屋等について語った。

第14回百年俳句賞授賞式  (マルコボ.コム)

*Zoomによるオンライン、2024.12.1、15:00-16:30。 *マルコボ.コムによる第14回百年俳句賞の最優秀賞受賞発表と各優秀賞・入賞俳人の授賞式。予選選考委員として参加した。もとこ氏「「私」というもの」、塗野尊人氏「冷たき方」、近藤幽慶氏「横顔」の講…

季節と追憶71 「虚構の時代」と宇佐美魚目 (俳誌「氷室」)

*「氷室」32-12、2024.12.1、pp.20-21。 *戦後俳句史。71回目は1970年代の俳句状況を象徴する俳人として、宇佐美魚目について論じた。

逸話のさざめき、句の面影57 小林一茶 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」341、2024.12.1、pp.118-121 。 *物故俳人の評伝エッセイ。57回目は小林一茶。北信濃の自作農の長男に生まれながら江戸に奉公に出され、徒手空拳で俳諧師を目指した一茶の生涯のありようを書き綴った。

高濱虚子生誕150周年 「写生」を有季定型に結晶 (「週刊金曜日」)

*「週刊金曜日」1499、2024.11.29、pp.14-15。 *高濱虚子の生誕150年特集企画。「業績」を担当し、虚子の最大の業績は「写生」を有季定型に結晶し、それを自作と選句で大々的に展開しえた点にあることなどを論じた。

小林秀雄の眼と俳句09 「美」と永遠 (総合誌「俳句」)

*「俳句」73-12、2024.11.25、pp.138-139 。 *小林秀雄の批評文の一節から俳句の本質や魅力を浮き彫りにするエッセイ。第9回目は小林秀雄が「私の人生観」で示した芸術における「物」を参照しながら、川端茅舎や芝不器男の推敲例とともに「美」のありよう…

句の手触り、俳人の響き62 品川鈴子と「ぐろっけ」15 (総合誌「俳句四季」)

*「俳句四季」41-12、2024.11.20、pp.24-25。 *現存俳人の評伝エッセイ。第62回目も前回に続いて品川鈴子と「ぐろっけ」、そして山口誓子についての逸話を紹介した。具体的には、品川鈴子の兄である三浦如水が誓子に憧れ続けたことや、妹の鈴子が兄の分ま…

愛媛俳句・文化講座06 中村草田男の俳句人生と松山 (愛媛県文化振興財団)

*愛媛県県民文化会館本館3階第6会議室、2024.11.19、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第6回目。両親ともに松山藩士族の家柄だった中村草田男が松山に抱いた愛着や、彼の俳句人生の特徴を語った。

「千と千尋の神隠し」の謎を考える  (ドイツ、日本語で話す会)

*オンライン講座、2024.11.17、21:00-23:00。 *ドイツその他のヨーロッパ地域の日本語愛好者及び在住者による「日本語で話す会」での講演。「千と千尋の神隠し」における謎めいた設定や描写、台詞を取り上げつつ、スタジオジブリの作り込み方が異様に凝っ…

俳句講座06 水原秋桜子・山口誓子等の作品を味読する (愛媛県文化振興財団)

*愛媛県文化振興財団によるオンライン文化講座。2024.11.15、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。第6回は「ホトトギス」雑詠欄で大正末期から昭和期にかけて活躍した水原秋桜子と山口誓子の俳句作品を味読した。

「私」に徹し、「私」を超えた句業 『借命』の戦後精神と「西日中」句について (結社誌「風土」)

*「風土」64-11、2024.11.5、pp.4-8 。 *「風土」創刊65周年記念号への特別寄稿。戦後の石田波郷句集『惜命』が体現した戦後精神を論じつつ、「西日中電車のどこか掴みて居り」といった句を詠みえた波郷がいかなる「私」を創造しえたかを指摘することで、…

『俳句の事典』  (朝倉書店)

俳句の事典朝倉書店Amazon *『俳句の事典 』(朝倉書店、2024.11.1)の項目執筆。 *江戸俳諧から近現代俳句までの多様な内容を立項した事典で、下記項目を執筆。 ・近代俳句史 「12 松瀬青々『宝船』創刊」(pp.109-110) 「15 個人句集の刊行」(pp.111-1…

「「人間」から「苛烈な透明感」へ 戦後俳句史から見る宇佐美魚目」講演録 (結社誌「晨」)

*「晨」340、2024.11.1、pp.36-47 。 *結社「晨」(中村雅樹代表)創刊40周年記念大会での講演を摘録として文章化した。宇佐美魚目の俳句の本質を戦争体験に見出しつつ、戦後俳句の消長を重ねることでさらに魚目俳句の特徴を掴みだそうとした。講演時に触…