2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

芭蕉遠忌について―明治二百回忌の場合― (大阪俳文学研究会)

*大阪俳文学研究会10月例会でのシンポジウム(於柿衞文庫)、2009.10.18。 *江戸期から昭和期まで続いた芭蕉遠忌の歴史を、富田志津子氏(五十回忌担当)、石川真弘氏(百回忌担当)及び青木(二百回忌担当)で討論した。 なお、青木担当の内容は論文「芭…

あの頃、俳句は10 「ホトトギス」明治31年10月号 (俳誌「円虹」)

*「円虹」178号、2009.10.1、pp.14-15。 *往時の「ホトトギス」を繙く連載評論。10回目は明治31年10月号。松山から東京に移った際の「ホトトギス」に焦点を当て、特に正岡子規が同誌に賭けた存念などを綴った。

斎藤松洲の「俳諧絵葉書」   (研究会紀要「俳文学研究」)

■「俳文学研究」52号、2009.10.1、pp.3-4。 ■明治〜昭和期に活躍した日本画家、斎藤松洲は絵葉書を多く手がけ、特に俳句をあしらった絵葉書が多い。本稿では尾崎紅葉の句を用いた松洲の絵葉書を対象に、季語を有する俳句と絵葉書に記された時候の挨拶には密…

俳諧いまむかし(三十五) 十月 風生 (俳誌「氷室」)

*「氷室」17-10、2009.10.1、pp.32-33。 *俳句に関するエッセイ。35回目は敗戦直後の富安風生の身の処し方について綴った。