2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

愛媛俳句、文化講座09 【海】外泊の潮風、興居島の蜜柑、大三島の芋地蔵 (愛媛文化振興財団)

*愛媛県県民文化会館本館3階5・7会議室、2023.2.22、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第9回目。「海」をテーマとして外泊の里を版画に描いた海野光弘やオーストラリアの木曜島と外泊の関係、また興居島と桃の関係、そして大三島や瀬戸内の島…

句の手触り、俳人の響き41 小田島渚1 (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」40-3、2023.2.20、pp. 46-47。 *現存俳人の評伝エッセイ。第41回目は小田島渚氏の初回。映画に関心を抱いていた氏が、俳句に強い興味を抱くようになったきっかけや、結社「銀漢」に入会するまでの経緯などを綴った。

タイムトラベル俳句の歴史11 昭和戦前期「ホトトギス」の傑作1  (「NHK俳句」)

*「NHK俳句」336、2023.2.20、pp.38-41。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第11回目は昭和戦前期の「ホトトギス」雑詠欄で活躍した松本たかし、中村草田男、川端茅舎等を経歴や代表句とともに紹介した。

日本語俳句の「取り合わせ」技法について   (ミュンヘン、アウグスブルク句会)

*ミュンヘン句会・アウグスブルク句会、2023.2.13、21:00-23:00。 *ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。日本語俳句における「取り合わせ」がいかなる技法かを、実際のドイツ語・日本語俳句作品を例に意見交換しながら論じた。日本語…

趣味と写真と、ときどき俳句と35 俳誌に連載させてもらうようになったことについて  (サイト「セクト・ポクリット」)

*サイト「セクト・ポクリット」、2023.2.10。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。35回目は、当初は学術論文から出発した執筆業がいつしか俳誌で評論やエッセイを書かせてもらうようになった経緯等について綴った。sectpoclit.com

愛媛俳句、文化講座08 【女性】吉野義子、林芙美子、今井つる女、品川鈴子、河村みゆきなど  (愛媛文化振興財団)

*愛媛県県民文化会館別館1階、2023.2.8、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第8回目。詩歌を中心として吉野義子、林芙美子、今井つる女、品川鈴子、河村みゆきらの足跡とゆかりの地について語った。

【エッセイ】趣味と写真と、ときどき俳句と34 レッド・ツェッペリンとエミール・ゾラの小説

*初出:サイト「セクト・ポクリット」、2023.2.7。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。34回目は、レッド・ツェッペリンの曲を聴くとフランスのエミール・ゾラの小説を思い出してしまうことについて綴った。 ∴ 中高校の頃、よくベッドに寝転がって本を…

二月の情緒 ―初午の祭りについて― (「ボストン日本人会会報」)

*「ボストン日本人会会報」173,2023.2.1、pp.11-12。 *二月の季節感を彩る祭りとして、初午に稲荷神社で催される祭りの風情を、永井荷風や落語「王子の狐」とともに綴った。

俳句と水と我が暮らし  (「水の文化」)

*「水の文化」73、2023.2.1、pp.10-11 。 *ミツカンの雑誌「水の文化」の特集「芸術と水」でのインタビュー記事。俳句の歴史や特徴、また「水」を詠んだ俳句の魅力などを語った。

季節と追憶50 平成初期の「結社の時代」 (俳誌「氷室」)

*「氷室」31-2、2023.2.1、pp.18-19。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。50回目は「平成初期の「結社の時代」」。平成初期に「俳句」が推進した「結社の時代」のスローガンと時代の風潮を論じた。

俳句講座09 近代俳句5 茅舎、たかし、草田男、波郷   (愛媛県文化振興財団)

*愛媛県文化振興財団のオンライン講座、2023.2.1、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。9回目は近代俳句の川端茅舎、松本たかし、中村草田男、石田波郷の句を味読した。

会話形式でわかる近代俳句史超入門83 「俳句史」の見方について2(俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」303号、2023.2.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。「俳句史」という認識の一例として、新興俳句の連作をどう捉えるかについて語り合った。

本の庭 (総合誌「俳壇」)

*「俳壇」40-2、2023.2.1、pp.196-197 。 *俳句関連の書籍紹介及び書評欄。中原道夫句集『橋』、杉原祐之句集『十一月の橋』、和田華凛句集『月華』を紹介した。

逸話のさざめき、句の面影35 栗林一石路 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」319、2023.2.1、pp.158-161 。 *物故俳人の評伝エッセイ。35回目は栗林一石路。長野県青木村の自作農の家で生まれ育った境遇や、ジャーナリストとして生きたことなどを彼のプロレタリア俳句とともに綴った。

凝縮された生の手触り (「十勝毎日新聞」)

*「十勝毎日新聞」、2023.2.1 。 *『学びのきほん 教養としての俳句』(NHK出版、2022.10)の書評。