2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『神保町に銀漢亭があったころ』  (北辰社)

神保町に銀漢亭があったころ北辰社Amazon*『神保町に銀漢亭があったころ』(北辰社、2023.3.30)所収の「Where were you while we were getting high? ――銀漢亭に立ち寄った3月のことなど」、pp.294-304。サイト「セクト・ポクリット」掲載された同題文章の…

愛媛俳句、文化講座10 【キリスト教】法華津峠の西村清雄、松山の洲之内徹、今治教会の徳冨蘆花など (愛媛文化振興財団)

*愛媛県県民文化会館本館3階5・7会議室、2023.3.22、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第10回目。「キリスト教」をテーマとして、松山教会の西村清雄とハマノ夫妻の人生や讃美歌404番について、両親がクリスチャンだった洲之内徹が少年時代に…

タイムトラベル俳句の歴史12 昭和戦前期「ホトトギス」の傑作群2  (「NHK俳句」)

*「NHK俳句」337、2023.3.20、pp.42-45。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第12回目は昭和戦前期の「ホトトギス」雑詠欄で傑作を詠んだ俳人たちを紹介した。具体的には芝不器男、中村汀女、星野立子等を紹介した。

句の手触り、俳人の響き42 小田島渚2 (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」40-4、2023.3.20、pp.34-35。 *現存俳人の評伝エッセイ。第42回目は小田島渚氏の2回目。震災後に結社「銀漢」に入会したことや、佐藤鬼房顕彰全国俳句大会の参加、また小田島氏が鬼房の書に惹かれたことどなどを綴った。

時のうつろい、句の響き28 基隆の船、台南の零戦 (俳誌「子規新報」)

*「子規新報」2-94、2023.3.20、16p。 *愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載28回目は豪華客船の浅間丸が台湾の基隆港で修復作業を受けた時の逸話や、台南で飛虎将軍として祀られている台湾沖航空戦も紹介しながら、俳誌「ゆうかり」の戦争末期の句…

波止浜、芸予諸島ゆかりの俳句や短歌を味読する 俳人の今井つる女、歌人の吉井勇を中心に (波方図書館)

*波方図書館2階会議室、2023.3.18、14:00-15:30。 *波方図書館による「波方歴史講座」での講演。波方の隠れキリシタン、波止浜の歴史や今井つる女等について語った。

『愛媛 文学の面影』について (愛媛大学)

*愛媛大学南加ホール、2023.3.7、14:00-17:10。 *愛媛大学学長室主催による文系センター所属教員の研究発表及びパネルディスカッション。第38回愛媛出版文化賞を受賞した『愛媛 文学の面影』中予編に関連する内容を語った。

絵画や映像作品における表現の「型」について  (ドイツ、日本語で話す会)

*オンライン講座、2023.3.5、21:00-22:50。 *ドイツその他のヨーロッパ地域の日本語愛好者及び在住者による「日本語で話す会」での講演。絵画や映画等には表現の「型」があることを、美人画や絵画、また小津安二郎やアニメ「時をかける少女」「君の名は。…

第38回富澤赤黄男顕彰俳句大会選者  (八幡浜市教育委員会)

*『第38回富澤赤黄男顕彰俳句大会』、2022.3.6、pp.19-21。 *八幡浜市教育委員会による富澤赤黄男(川之石出身)を顕彰する2022年度俳句大会の特別選者を務めた。特選三句及び寸評、また二十句の佳作を掲載。

季節と追憶51 戦後の社会性俳句 (俳誌「氷室」)

*「氷室」31-3、2023.3.1、pp.20-21。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。51回目は「戦後の社会性俳句」。1950年代の社会性俳句の勃興について綴った。

俳句講座10 近代俳句6 左右、窓秋、三鬼、赤黄男   (愛媛県文化振興財団)

*愛媛県文化振興財団のオンライン講座、2023.3.1、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。10回目は近代俳句の藤後左右、高屋窓秋、西東三鬼、富澤赤黄男の作品を未読した。

会話形式でわかる近代俳句史超入門84 「俳句史」の見方について3(俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」304号、2023.3.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。「俳句史」という認識の一例として、新興俳句を第一期、第二期に分けてそれぞれの特徴や影響を語り合った。

「人間」としてのまなざし 敗戦後の波郷の激しさ (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」320、2023.3.1、pp.44-47。 *石田波郷の生誕110周年記念特集の論考。波郷が敗戦後に上梓した句集『惜命』に着目し、「庶民」としての彼が「人間」として激しく生に縋ろうとしたありようを同時代俳人の評や寸評とともに綴った。

逸話のさざめき、句の面影36 野澤節子 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」320、2023.3.1、pp.132-135 。 *物故俳人の評伝エッセイ。36回目は野澤節子。女学生時代にカリエスで苦しんだ病床期を中心にしながら、彼女の句業のありようを綴った。

本の庭 (総合誌「俳壇」)

*「俳壇」40-3、2023.3.1、pp.204-205 。 *俳句関連の書籍紹介及び書評欄。中村雅樹句集『晨風』、魚住陽子句集『透きとほるわたし』、森高広句集『光れ光れ』を紹介した。