2023-03-01から1日間の記事一覧

季節と追憶51 戦後の社会性俳句 (俳誌「氷室」)

*「氷室」31-3、2023.3.1、pp.20-21。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。51回目は「戦後の社会性俳句」。1950年代の社会性俳句の勃興について綴った。

俳句講座10 近代俳句6 左右、窓秋、三鬼、赤黄男   (愛媛県文化振興財団)

*愛媛県文化振興財団のオンライン講座、2023.3.1、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。10回目は近代俳句の藤後左右、高屋窓秋、西東三鬼、富澤赤黄男の作品を未読した。

会話形式でわかる近代俳句史超入門84 「俳句史」の見方について3(俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」304号、2023.3.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。「俳句史」という認識の一例として、新興俳句を第一期、第二期に分けてそれぞれの特徴や影響を語り合った。

「人間」としてのまなざし 敗戦後の波郷の激しさ (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」320、2023.3.1、pp.44-47。 *石田波郷の生誕110周年記念特集の論考。波郷が敗戦後に上梓した句集『惜命』に着目し、「庶民」としての彼が「人間」として激しく生に縋ろうとしたありようを同時代俳人の評や寸評とともに綴った。

逸話のさざめき、句の面影36 野澤節子 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」320、2023.3.1、pp.132-135 。 *物故俳人の評伝エッセイ。36回目は野澤節子。女学生時代にカリエスで苦しんだ病床期を中心にしながら、彼女の句業のありようを綴った。

本の庭 (総合誌「俳壇」)

*「俳壇」40-3、2023.3.1、pp.204-205 。 *俳句関連の書籍紹介及び書評欄。中村雅樹句集『晨風』、魚住陽子句集『透きとほるわたし』、森高広句集『光れ光れ』を紹介した。