2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

批評家たちの「写生」(十七) 小林秀雄(その九)   (俳誌「翔臨」86号)

*「翔臨」86号、2016.6.24、pp.5-6。 *文芸批評家の論から「写生」を捉え直す連載評論。小林秀雄『近代絵画』の背前ぬ論を改めて確認しつつ、高野素十の強靱さが水原秋桜子の俳句象と異なる自然観で成り立っていたことなどを述べた。

俳句学講座01  (愛媛県文化振興財団)

■ひめぎんホール1階多目的室、2016.6.23、13:30-15:00。 ■全10回の文化講座の第1回目。総論として、講座全体の目標や意図、また近現代俳句の諸相を明治〜昭和期の作品を例に述べた。

俳句甲子園地方選松山会場・審査員

■俳句甲子園地方選・松山会場、第一会場審査員(於大街道商店街)。2016.6.19、9:30-17:00。 ■計7試合の審査を担当。兼題は「水温む」「猫の子」「苺」。全国大会出場は松山中央高校Bチーム、優秀句は宇和島東高校Bチーム。

花谷清掌論 ―微かな体臭―  (俳誌「藍」500号)

■「藍」500号、2016.6.1、pp.46-47。 ■結社「藍」現主宰の花谷清氏に関する評論。実母である前主宰の花谷和子氏はかつて「青玄」(日野草城)に所属し、草城亡き後に「青玄」を継いだ日野妟子氏が「俳句研究」昭和三十四年三月号で「私の推薦する女流新人の…

刻まれた句、漂う夢 俳誌の光芒21 「京大俳句」昭和八年十月号(一)  (俳誌「円座」32号)

■「円座」32号、2016.6.1、pp.50-55。 ■