2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
*愛媛県文化振興財団によるオンライン文化講座。2024.8.30、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。第3回は「ホトトギス」大正初期の雑詠欄に現れた二大新人、原石鼎と前田普羅の俳句作品を味読した。
*「俳句」73-9、2024.8.25、pp.136-137 。 *小林秀雄の批評文の一節から俳句の本質や魅力を浮き彫りにするエッセイ。第6回目は小林秀雄が「考えるという事」で示した荻生徂徠の歴史観を参考にしながら、敗戦後の高柳重信が何をもって「俳句」と信じたのか…
*「子規新報」2-102、2024.8.20、16p。 *日本統治時代の台湾ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載36回目は台湾特有の「亭仔脚」と市街の風情を詠んだ「ゆうかり」の俳句やアララギ派の短歌を味読しながら、当時の街の雰囲気を描いた。
*「俳句四季」41-9、2024.8.20、pp.26-27。 *現存俳人の評伝エッセイ。第59回目も前回に続いて品川鈴子と「ぐろっけ」、そして山口誓子についての逸話を紹介した。具体的には、「万緑」「ぐろっけ」会員だった木村美猫氏が品川鈴子氏と接する中で体験した…
*愛媛県県民文化会館本館3階、2024.8.20、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第3回目。8月の講座のため、愛媛ゆかりの戦争関連の話題として西条出身の関行男、また母の関サカエについて語るとともに、川之江高等女学校が勤労動員で作成した風…
*愛媛新聞社別館303教室、2024.8.3、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。17回目の前半は、川端茅舎の句を参照しながら俳句の「写生」について論じた。後半は、敗戦後の俳句界の動向を俯瞰的に論じた。
*「氷室」32-8、2024.8.1、pp.20-21。 *戦後俳句史。67回目は長谷川櫂の1980年代の「写生」論に着目しつつ、彼の「大きな世界」への希求のありようを述べた。
*「円座」81,2024.8.1、pp.36-37。 *日本統治時代の台湾で詠まれた俳句や当時の時代状況や背景を綴るエッセイ。第一回目は、台湾全土に広まった亭仔脚について書き綴った。
*「俳句界」337、2024.8.1、pp.128-131 。 *物故俳人の評伝エッセイ。53回目は内藤鳴雪。江戸後期に松山藩士の家柄に生まれ、世子の小姓等も勤めた鳴雪の人生と俳句とのなれそめを綴りつつ、その人柄や正岡子規との交流なども紹介した。