2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「翁」から「芭蕉」へ――明治における芭蕉受容   (俳文学会全国大会)

■第58回俳文学会全国大会(於奈良大学)、2006.10.14。 ■

明治のもう一つの蕪村受容――其角堂永機から秋声会へ   (「大阪俳文学研究会会報」)

■「大阪俳文学研究会会報」40号、2006.10.12、pp.33-38。 ■江戸期の俳人、与謝蕪村は近代に入り正岡子規が発見したとされるが、実際は書画骨董や庵号継承等の世界で蕪村を知る俳人達が多々存在していた。特に老鼠堂(其角堂)永機や尾崎紅葉らと親交のあった…

近代「旧派」の句法   (「俳文学研究」)

■「俳文学研究」46号、2006.10.1、pp.3-4。 ■明治期の人気俳諧宗匠、三森幹雄と老鼠庵永機の句を取り上げた。今や彼らは「月並」とされるが、両者の句風には相違点があり、特に永機には古典などを踏まえた技巧的な句作が多いことを考察した。