2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2012.8.20-8.24、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿って俳句を紹介。詳細は、阪西敦子(8/20、月)、教科書採録の自由律俳句のユーモア(8/21、火)、室町連歌「湯山三吟」の恋句(8…

文学・俳句・映画等における「手」の表現 (俳人協会関西支部、夏季現代俳句講座)

*俳人協会・京都コンソーシアム主催、現代俳句夏季講座(於龍谷大学深草キャンパス)、2012.8.10。 *対象は一般学生。文学や俳句のみならず、映画やサブカルチャー等に「手」の表現が多いことを映像やレジュメで確認しつつ、俳句が「手」を表現する際の特…

教科書採録句に関する解釈の相違 (俳人協会関西支部、夏季講座)

*俳人協会関西支部主催・第31回関西夏季俳句指導講座(於京都教育文化センター)での講演。8/2。 *対象は中高校の国語教員。飯田蛇笏や中村草田男、種田山頭火、尾崎放哉などの俳句は教科書に採録される傾向にあるが、従来の俳句研究や教科書指導資料に指…

あの頃、俳句は44 明治の俳諧8新しい青年たち (俳誌「円虹」)

*「円虹」212号、2012.8.1、pp.12-13。 *正岡子規を中心とする子規派を明治俳諧として捉える連載評論連載評論。44回目は子規派の俳句に寺田寅彦が感動したことを取りあげつつ、「文学」に惹かれる青年たちが子規派に共感したことなどを述べた。

田島健一論 to the happy few 選ばれた者の孤独と祝福 (総合俳誌「俳壇」)

*「俳壇」29-9、2012.8.1、pp.122-123。 *田島健一氏(1973-)の俳人評。有季定型という形式がもたらす「何か」をも言葉に宿らせようとする氏の俳句は、世間一般と異なる「美」を探りあててしまう点に特徴があることを、小林秀雄「モオツァルト」などを参…