2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

批評家たちの「写生」(十) 小林秀雄 その二 (俳誌「翔臨」77)

*「翔臨」2013.6.30、pp.22-23。 *文芸批評家の論から「写生」を捉え直す連載評論。小林秀雄の『近代絵画』を参照しながら、高濱虚子や河東碧梧桐の句のありようを考察した。

四国中央市、暁雨館  (「愛媛新聞」四季録)

■出典:「愛媛新聞」2013.6.24、「四季録」より。四国中央市の「暁雨館」(江戸時代に和歌・俳諧に造詣の深かった山中家所蔵の資料館)について述べたもの。

俳句甲子園地方大会審査員

*俳句甲子園地方選・松山会場、Aブロック審査員(於大街道商店街)。2013.6.23、9:30-17:00。 *俳句甲子園地方選の松山会場Aブロックを担当。優勝は宇和島東高校。

明治時代の正岡子規、その実像  (新居浜生涯学習大学)

■新居浜生涯大学(於新居浜生涯学習センター)、2013.6.22、14:00-16:00。 ■主に新居浜市民の方々を対象とした講演。明治時代の正岡子規の実像を、当時の資料等を交えつつ講演を行った。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2013.6.3-2013.6.7、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、前川佐美雄の短歌(6/3-4、月-火)、佐藤弓生の短歌(6/5、水)、若山牧水の短歌(6…

あの頃、俳句は54 明治の俳諧18子規たちの素顔4 (俳誌「円虹」)

*「円虹」222号、2013.6.1、pp.12-13。 *正岡子規を中心とする子規派を明治俳諧として捉える連載評論連載評論。54回目は松山の愚陀仏庵で漱石や柳原極堂らと句会に打ちこんだ際、彼らの俳句観が当時一般と異なったものだったことを述べた。

刻まれた句、漂う夢 俳誌の光芒5 「広場」昭和十三年六月号(俳誌「円座」14)

*「円座」14号、2013.6.1、pp.25-29。 *かつての俳誌をたどりつつ、近代俳句の諸相を述べる評論。第5回は「広場」昭和13年6月号に注目しながら、渡邊白泉の著名な戦場俳句とほぼ無名の飯島新松子の連作とを比較考察した。 なお、本稿は大幅に改稿して『NHK…