2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

批評家たちの「写生」(三) 保田與重郎 その三 (俳誌「翔臨」69)

*「翔臨」2010.10.30、pp.20-21。 *文芸批評家の論から「写生」を捉え直す連載評論。保田與重郎の評論を参照しつつ、正岡子規の「写生」を考察した。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2010.10.25-29、AM10:50-11:00、15:50-16:00。 ■ラジオ放送。各回ごとに俳人と代表句などを紹介。詳細は、正岡子規(月)、日野草城(火)、冨田拓也(水)、藤後左右(木)、西東三鬼(金)。

昭和初期「ホトトギス」雑詠欄の魅力 (「円虹」全国大会)

*俳句結社「円虹」全国大会(於鳥取県湯梨浜町、水明荘)、2010.10.17。 *昭和初期「ホトゝギス」雑詠欄のレベルがいかに高かったかを、またそれを導いた高浜虚子の「写生」論の特徴を述べると同時に、山田弘子(「ホトゝギス」同人、「円虹」初代主宰)流…

芭蕉二百回忌と「芭蕉雑談」について  (研究会紀要「大阪俳文学研究会会報」)

■研究会会報「大阪俳文学研究会会報」44号、2010.10.12、pp.22-28。 ■普通、明治26年(1892)は正岡子規「芭蕉雑談」が発表され、俳句革新が本格的に始動した年として知られる。しかし、当時の俳句界的には芭蕉二百年忌(没後二百年の遠忌)の方が大きな現象で…

あの頃、俳句は22 冨田拓也「俳句九十九折」 (俳誌「円虹」)

*「円虹」190号、2010.10.1、pp.10-11。 *往時の俳句雑誌を繙く連載評論。22回目は冨田拓也氏のサイト「豈Weekly」連載の「俳句九十九折」「七曜俳句ウィークリー」について述べた。

俳諧いまむかし(四七) 十月 「句と評論」昭和八年十月号 (俳誌「氷室」)

*「氷室」18-10、2010.10.1、pp.24-25。 *俳句に関するエッセイ。47回目は新興俳句の俳誌「句と評論」を味読した。