2013-06-01から1日間の記事一覧

あの頃、俳句は54 明治の俳諧18子規たちの素顔4 (俳誌「円虹」)

*「円虹」222号、2013.6.1、pp.12-13。 *正岡子規を中心とする子規派を明治俳諧として捉える連載評論連載評論。54回目は松山の愚陀仏庵で漱石や柳原極堂らと句会に打ちこんだ際、彼らの俳句観が当時一般と異なったものだったことを述べた。

刻まれた句、漂う夢 俳誌の光芒5 「広場」昭和十三年六月号(俳誌「円座」14)

*「円座」14号、2013.6.1、pp.25-29。 *かつての俳誌をたどりつつ、近代俳句の諸相を述べる評論。第5回は「広場」昭和13年6月号に注目しながら、渡邊白泉の著名な戦場俳句とほぼ無名の飯島新松子の連作とを比較考察した。 なお、本稿は大幅に改稿して『NHK…