2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

芝不器男句碑の「俳句の小径」を歩く  (松野町教育委員会)

*松野町、2024.10.12、13:00-15:00。 *松野町に点在する芝不器男句碑を巡るフィールドワーク。芝不器男記念館プロデューサーの 川嶋健佑氏及び松野町教育委員会の高山剛氏等による企画で、不器男の四句碑を散策しながら作品の鑑賞や句碑建立の由来、また句…

趣味と写真と、ときどき俳句と47 夜の路地  (サイト「セクト・ポクリット」)

*初出:サイト「セクト・ポクリット」、2024.10.11。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。第47回目は同じ地域を散歩することの面白さや、夜の路地の気配の変化について書き綴った。 sectpoclit.com

愛媛俳句・文化講座05 外泊と海野光弘の版画、宇和島の大竹伸朗の絵など (愛媛県文化振興財団)

*愛媛県県民文化会館本館3階、2024.10.9、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第5回目。外泊の風情を版画で描いた海野光弘の作品、宇和島の覗き岩遊園地を「日本景」で描き、またパフィオうわじまの緞帳に描いた大竹伸朗の作品について講演した…

「季題・季語」の公共性に「写生」の新しさを組み合わせる日本語俳句の特徴について    (ミュンヘン、アウグスブルク句会)

*ミュンヘン句会・アウグスブルク合同句会、2024.10.6、21:00-23:00。 *ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。「季語」が持つ公共性を利用した近代俳句の「写生」のありようを日本文化に共通する感性と見なし、日本語俳句独特の「創造…

川之江ゆかりの近代文学や随筆を味読する -深川正一郎の俳句と風船爆弾の女学生の回想録を中心に-  (暁雨館大学)

*暁雨館常設展示室、13:30-15:00。 *紙のまち資料館、暁雨館での講演。川之江出身である俳人の深川正一郎の句や随筆ともに彼の人生を振り返るとともに、川之江高等女学校が太平洋戦争末期に従事した風船爆弾製作についての回想録を紹介し、地域ゆかりの文…

「台湾」の面影を訪ねて02 亭仔脚とシンガポールのショップハウス (俳誌「円座」)

*「円座」82,2024.10.1、pp.34-35。 *日本統治時代の台湾で詠まれた俳句や当時の時代状況や背景を綴るエッセイ。第二回目は、シンガポールのショップハウスと台湾の亭仔脚の違い等について書き綴った。

季節と追憶69 戦後の「理想の時代」と俳句潮流 (俳誌「氷室」)

*「氷室」32-10、2024.10.1、pp.20-21。 *戦後俳句史。69回目は戦後俳句の潮流を「理想の時代」の表現と捉えながら論じた。

四季の生活10冬の汁物 (「ボストン日本人会会報」)

*「ボストン日本人会会報」178、2024.10.1、pp.13-14。 *アメリカのボストン日本人会の会報寄稿。冬の風情を味わう食事として味噌汁やなめこ汁、蕪汁、葱鮪等の汁物にまつわる俳句等を紹介しながら随筆を綴った。

逸話のさざめき、句の面影55 向井去来 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」339、2024.10.1、pp.118-121 。 *物故俳人の評伝エッセイ。55回目は向井去来。江戸期に蕉門の重鎮として活躍し、芭蕉に「俳諧の西国奉行」と称えられた去来の一生を綴った。