批評家たちの「写生」(十七) 小林秀雄(その九)   (俳誌「翔臨」86号)

「翔臨」86号、2016.6.24、pp.5-6。
文芸批評家の論から「写生」を捉え直す連載評論。小林秀雄『近代絵画』の背前ぬ論を改めて確認しつつ、高野素十の強靱さが水原秋桜子の俳句象と異なる自然観で成り立っていたことなどを述べた。