愛媛俳句、文化講座10 吉井勇の短歌と大洲、伯方島、岩城島など (愛媛文化振興財団)

*愛媛県県民文化会館3F、2024.3.13、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第10回目。西日本を彷徨した吉井勇が立ち寄った大洲や伯方島、岩城島の歌や文章を紹介しつつ、岩城島の三浦敏夫が若山牧水と親交があり、牧水逝去後に勇と敏夫が牧水につ…

俳句講座10 昭和戦後期の俳句作品を通じて現代との違いを考える 金子兜太らの社会性俳句を例に (愛媛県文化振興財団)

*愛媛県文化振興財団のオンライン講座、2024.3.8、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。第10回は昭和戦後期の金子兜太ら社会性俳句や石田波郷の境涯俳句等を通じ、現在と異なる迫力に満ちた句群が多数現れた戦後俳句の特徴を論じた。

第39回富澤赤黄男顕彰俳句大会選者  (八幡浜市教育委員会)

*『第39回富澤赤黄男顕彰俳句大会』、2022.3.3、pp.19-21。 *八幡浜市教育委員会による富澤赤黄男(川之石出身)を顕彰する2023年度俳句大会の特別選者を務めた。特選三句及び寸評、また二十句の佳作を掲載。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」外伝を鑑賞する  (ドイツ、日本語で話す会)

*オンライン講座、2024.3.3、21:00-22:50。 *ドイツその他のヨーロッパ地域の日本語愛好者及び在住者による「日本語で話す会」での講演。「Violet Evergarden」外伝の鑑賞を通じ、映像作品の作り方や描き方、また象徴的な描写の読み解き方等を論じた。

近現代俳句の名作を鑑賞する12 新興俳句2 (愛媛新聞社カルチャー講座)

*愛媛新聞社別館503教室、2024.3.2、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。12回目は引き続き昭和戦前期の新興俳句を扱い、西東三鬼や渡邊白泉、藤木清子等の句を鑑賞した。

逸話のさざめき、句の面影48 其角堂永機 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」332、2024.3.1、pp.144-147 。 *物故俳人の評伝エッセイ。48回目は其角堂永機。幕末から明治中期にかけて活躍し、明治期に俳諧師として最も知られた永機について綴った。

現代俳句史(7)平成俳句とデータベース  (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」315号、2024.2.1、pp.16-17。 *戦後以降の俳句史についての評論。1990年代の俳句界の状況を論じた。

季節と追憶62 飯島晴子の表現意識 (俳誌「氷室」)

*「氷室」32-3、2024.3.1、pp.20-21。 *戦後俳句史。62回目は藤田湘子の「鷹」に所属した飯島晴子の俳句表現に対する意識を論じた。

俳句講座09 昭和戦後期の生活とともに俳句を読む 洗濯機、電気釜など (愛媛県文化振興財団)

*愛媛県文化振興財団のオンライン講座、2024.3.1、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。第9回は昭和戦後期の生活を市井の俳人の句群とともに味わった。具体的には洗濯機や電気釜、冷蔵庫、団地等を詠んだ句とともに人々が憧れた戦後の文化生活のありようを…

第70回不器男忌俳句大会入選句集 (松野町教育委員会等)

*『第70回不器男忌俳句大会入選句集』、2024.2.29、pp.16-17 。 *第70回を迎えた芝不器男忌俳句大会の一般部門選者を務め、特選二句、入選十八句を選んだ。松野町教育委員会、松野町文化協会、葛句会が主催。

愛媛俳句、文化講座09 小説家の林芙美子と壬生川、香園寺と俳人の種田山頭火の逸話について (愛媛文化振興財団)

*愛媛県県民文化会館3F、2024.2.28、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第9回目。西条の壬生川に縁があった小説家の林芙美子や、香園寺に縁があった自由律俳人の種田山頭火と河村みゆきについて人生や作品を交えながら語った。

現代日本語俳句の不穏な作品について   (ミュンヘン、アウグスブルク句会)

*ミュンヘン句会・アウグスブルク合同句会、2024.2.25、21:00-23:10。 *ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。現代日本語俳句で不穏さを帯びた作品を例に、短詩型俳句独特の本質を論じた。作品は、「ひだまりを手袋がすり抜けてゆく …

金曜名作館 高濱虚子  (「しんぶん赤旗」)

*「しんぶん赤旗」2024.2.23、14面。 *高濱虚子の生誕150周年に合わせ、虚子の生涯とともに彼の俳句観や作品のありようを論じた。

タイムトラベル俳句の歴史22 1980年代の俳句と現在への胎動  (「NHK俳句」)

*「NHK俳句」348、3月号、2024.2.20、pp.40-43。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第22回目は最終回で、1980年代の俳句界や現在に連なる俳句観などを述べた。

句の手触り、俳人の響き53 品川鈴子と「ぐろっけ」6 (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」41-3、2024.2.20、pp.48-49。 *現存俳人の評伝エッセイ。第53回目も前回に続いて品川鈴子と「ぐろっけ」について。「万緑」「ぐろっけ」会員だった木村美猫氏からうかがった品川鈴子氏と山口誓子についての逸話とその意味を綴った。