現代日本語俳句の不穏な作品について   (ミュンヘン、アウグスブルク句会)

ミュンヘン句会・アウグスブルク合同句会、2024.2.25、21:00-23:10。
ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。現代日本語俳句で不穏さを帯びた作品を例に、短詩型俳句独特の本質を論じた。作品は、「ひだまりを手袋がすり抜けてゆく 鴇田智哉」「黒猫の子のぞろぞろと月夜かな 飯田龍太」「左手のかつてにひらく原爆忌 堀田季何」を例に、ドイツ語圏の俳句実作者と意見交換しながら短詩型文学について語り合った。