詩歌の響き  (「教科研究 国語・書写」208号)

「教科研究 国語・書写」208号、2019.5、pp.2-6。
学校図書株式会社の中学校・小学校向け冊子に寄稿。詩歌は善悪や正邪で図るものではなく、喜怒哀楽の響きを無内容の調べに乗せて歌う文芸であることを評した。川島葵、高浜虚子、星野立子の俳句、また俵万智、伊勢物語、穂村弘の短歌、そして折口信夫の詩歌論を参照しつつ、最後は<卒業の空のうつれるピアノかな 井上弘美>で締め括った。