十七音の風景 「われありと思ふ鵙啼き過ぐるたび 山口誓子」  (「ラジオ深夜便」)

 
「ラジオ深夜便」159、2013.10.1、104-107p。
山口誓子の俳句「われありと思ふ鵙啼き過ぐるたび」(昭和21年10月1日)に関する評論。鵙の鳴き声を聞いてなぜ「われあり」と感じたのかを、当時の誓子の状況を重ねつつ論じた。