2018-01-01から1年間の記事一覧
■「100年俳句計画」251号、2018.10.1、pp.24-25。 ■「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。大正初期の「ホトトギス」に一区切りをつけ、河東碧梧桐の新傾向俳句運動から発生した自由律について語った。
■「俳壇」35-10、2018.10.1、pp.208-211。 ■有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。第10回目は「ビートルズ」。ビートルズが現役だった1960年代以上に平成期に振り返られる存在になったこと、時代の追憶の象徴として詠まれる傾向にあること…
■「花信」174、2018.10.1、pp.60-61。 ■愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載三回目は「吉田浜」。現在の松山空港は元松山基地で、源田実司令と三四三航空隊の紫電改が活躍し、戦後にちばてつやが『紫電改のタカ』で活写したことや、村上杏史たちが吟…
■「円座」46号、2018.10.1、pp.46-53。 ■戦後俳句史の第6回目。1980年代の辻桃子の感性に注目しつつ、「私」がいかに詠まれたかを述べた。
*「朝日新聞」2018.9.30、朝日俳壇・歌壇欄、面。 *俳句時評。以下は全文。
■ひめぎんホール3階第5,7会議室、2018.9.26、13:30-15:00。 ■文化講座E「愛媛学講義」第4回目、「愛媛と食事」。近現代の愛媛の「鯛」の句や、正岡子規の松山鮓、獅子文六の南予料理や吉井勇の島々の鰯料理、その他に吉村昭のうどんや石手寺の焼餅と山口青…
■「愛媛新聞」、2018.9.17、総合6面。 ■9.16開催の伝統俳句協会全国大会(於子規記念博物館4階)での記念講演の様子を取材した記事。
■子規記念博物館四階ホール、2018.9.16、12:45-13:45。 ■第29回伝統俳句協会全国大会の記念講演。松山や北条、波止浜の虚子句碑に触れつつ「写生」の内実を述べた上で、稲畑汀子・廣太郎両氏の俳句の特徴を論じた。
■「静かな場所」21号、2018.9.15、pp.11-14。 ■田中裕明の「詩情」をめぐる連載評論。同時代の坪内稔典が重視した主体のありようや身体性に着目しつつ、田中裕明作品との差異を探った。
*「週刊読書人」3256号、2018.9.14、5面。 *筑紫磐井編著『虚子は戦後俳句をどう読んだか』の書評。本書は戦後の「玉藻」で虚子と若手による研究会における虚子発言を抜粋した第二部と、実際に参加した深見けん二氏を囲む座談会の第一部等で構成。第二部の…
*新居浜市生涯学習センター別館3階視聴覚室、2017.9.8、14:00-16:00。 *愛媛県東予地方ゆかりの近代文学や文化を紹介。波止浜の高浜虚子句碑や吉井勇の随筆、また今治の徳冨蘆花の回想録や空襲で亡くなった女学生の俳句、西条の関行男(特攻第一号)の慰霊…
*エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2018.10.22-26、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 *ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな俳句を紹介。柿衞文庫の展覧会に合わせ、高浜虚子について(9/3-4、月-火) 、及び正岡子規について(9/5-7、水-金)…
*「小熊座」34-9、2018.9.1、5p。 *高野ムツオ主宰「小熊座」による師匠の佐藤鬼房の鑑賞頁。「混沌と生き痩畑を耕せり」を鑑賞した。
■「童子」32-9,2018.9.1、19p。 ■辻桃子主宰「童子」7月号掲載の句群評。
■「現代俳句」623号、2018.9.1、56p。 ■花谷清氏句集『球殻』の書評。花谷氏が師系の日野草城及び「青玄」の「トーン」に近い句業であることなどを述べた。
■「100年俳句計画」250号、2018.9.1、pp.24-25。 ■「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。大正初期の「ホトトギス」で活躍した原石鼎、飯田蛇笏、村上鬼城、渡辺水巴、前田普羅を振り返りつつ、他の時期に見られない主観の濃さ、大きさを語り合った。
■「俳壇」35-9、2018.9.1、pp.208-211。 ■有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。第九回目は「冷蔵庫」。
■ひめぎんホール1階多目的室、2018.8.30、13:30-15:00。 ■文化講座E「愛媛学講義」第3回目、「愛媛と戦争」。松山空港近くの掩体壕や戦時中の源田実司令及び三四三航空隊、ちばてつや『紫電改のタカ』、今治空襲、松山空襲等と文学作品について語った。
■青磁社、2018.8.30、pp.150-155。 ■句集の跋文。
■創風社出版、2018.08.30。 ■俳句評論集。正岡子規、高浜虚子、山口誓子を軸に論じ、尾崎放哉、中村草田男、石田波郷、菖蒲あやの論考も収録。 ■amazonからご注文できます。近代俳句の諸相作者: 青木亮人出版社/メーカー: 創風社出版発売日: 2018/09/12メデ…
*「朝日新聞」2018.8.26、朝日俳壇・歌壇欄、面。 *俳句時評。以下は全文。
*創作懐石料理店「川瀬見」、2018.8.21,11:30-13:30。 *愛媛新聞カルチャースクール特別講座、「2018年前期いよ食談会」Bコースの最終回。食と文学に関する話を30分ほどした後、昼食を摂る内容。伊予の食風景として正岡子規や獅子文六を、また矢田津世子…
■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2018.8.20-8.24、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな俳句を紹介。五日間に渡り、同時期の柿衞文庫開催の明治俳諧展覧会にあわせた内容。具体的には河東碧梧桐「赤い椿…
■俳句甲子園全国大会、予選リーグEブロック(於大街道商店街)。2018.8.18、10:10-15:40。 ■Eブロックを担当。出場校は岩手県水沢高校、海城高校、名古屋高校、福岡県筑紫丘高校。予選トーナメント出場は水沢高校。
*エコクリティシズム第31会大会、愛媛大学法文学部本館8階、大会議室。 *特別講演枠での講演。日本詩歌で四季がいかに詠まれ、古典と近現代でいかに異なるかなどを「桜」や「青空」に注目しつつ、マンガやアニメ等を参照しつつ述べた。
■「子規新報」2-68、2018.6.5、16p。 ■愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載二回目は宇和島の和霊神社。神社にまつわる作品の内、司馬遼太郎や畦地梅太郎、高群逸枝、吉井勇等を紹介した。
■「童子」32-8,2018.8.1、19p。 ■辻桃子主宰「童子」6月号掲載の句群評。
■「氷室」26-8、2018.8.1、pp.23-24。 ■尾池和夫氏の句集『瓢鮎図』の評。尾池氏の出身である高知を軸に評した。
*「俳句界」265、2018.8.1、pp.150-155。 *如月真菜氏(結社「童子」)がホストとなってゲストを迎える対談の第九回目。評論を書くことになったきっかけ、今後の展望、評論は作品の解説ではなく一個の作品であること、本業の研究分野や辻桃子について、ま…
■「花信」172、2018.8.1、pp.52-53。 ■愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載二回目は現愛媛大学周辺の練兵場と近くの護国神社について、正岡子規や種田山頭火等を紹介した。