2022-06-01から1日間の記事一覧

四阪島の廃校で (俳誌「円座」)

*「円座」68,2022.6.1、pp.40-41。 *「俳句エッセイ」連載6回目。愛媛県今治市の四阪島には別子銅山の精錬所が建設され、美濃島には多くの住友の従業員らが社宅に住んでいた。昭和戦後期、父の仕事の関係で美濃島に引っ越してきた片平恵美が後にまとめた随…

季節と追憶42 実業家と芸術家 (俳誌「氷室」)

*「氷室」30-6、2022.6.1、pp.18-19。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。42回目は「 実業家と芸術家」。愛媛県宇和島市の商人の家に生まれた高畠亀太郎は実業家の道を歩まされ、次男の高畠幸吉は高畠華宵という名で芸術家として…

会話形式でわかる近代俳句史超入門75 近代俳句の捉え方4(俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」294号、2022.6.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。75回目も近現代俳句の特徴を改めて捉え直すために、前回から引き続き室町連歌の季節感について語り合った。