江戸の類型から明治の「写生」へ:浮世絵と洋画、江戸俳諧と近代俳句の美意識の差異について (ドイツ、ミュンヘン大学)

ミュンヘン大学、2021.3.31、16:00-19:30。
ドイツのミュンヘン大学、エヴリン・シュルツ先生及び博士後期課程の大学院生、また青木による日本近代文学研究発表会。永井荷風「日和下駄」とベンヤミン「ナポリ」の親和性と近代都市について、夏目漱石と橋口五葉らの美術の関係について、柳宗悦と朝鮮の文化人との人脈について、寺山修司の演劇と1960年代のカウンター・カルチャーについて、そして江戸俳諧と近代俳句の「写生」及び浮世絵と洋画の差異について等、それぞれ発表した。