近代俳句の「写生」について (ミュンヘン、アウグスブルク句会)

ミュンヘン、アウグスブルク句会、2021.3.28、21:00-23:00。(ミュンヘン時間28日14:00-16:00)
ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会でドイツ語俳句を創作されている方々を対象とした講演で、村戸裕子氏の通訳とともに行った。近代俳句がなぜ「写生」を必要としたか、また俳句革新とは何だったかを論じた。浮世絵と明治期洋画の構図の差異、また上村松園等の絵画を例にしながら、伝統的な構図や表現をいかに蘇生させるかも日本近代の特徴だったことなどを、俳句作品にも即しながら語った。