2017-10-01 刻まれた句、漂う夢 戦後俳句史2 忍耐の時代、楽しさの季節 (俳誌「円座」40号) 執筆-評論(連載) 全業績 執筆 ■「円座」40号、2017.10.1、pp.50-57。 ■戦後俳句史論の二回目。1980年代の諸相として、前回の菖蒲あやに続き古賀まり子の発言を参照することで大正期生まれの女性俳人のありようを確認し、昭和20年生まれの辻桃子が「たのしい」「好きだ」といった感性で俳句に関わる営為が、例えば同時代の糸井重里の「おいしい生活」といった消費社会のコピーと響きあっていたことなどを述べた。