2017-10-01から1日間の記事一覧
■「100年俳句計画」239号、2017.10.1、pp.18-19。 ■「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。第19回は河東碧梧桐の墓前で久しぶりに再会した俳子と青木先生が再び俳句史を語り合うこととし、子規、虚子の次の俳人として碧梧桐を語り合う内容。
■「俳句界」23-10、2017.10.1、pp.222。 ■大山夏子『光陰』の一句評。 石畳に白菜干して城下町 掲句は本書の代表句というより、むしろ目立たない一句といえる。著者の存念を示す句であれば、「死に方を問われてたたむ秋扇」「気後れを今に引き摺る敗戦日」等…
■「俳壇」34-11、2017.10.1、pp.170-175。 ■「俳壇」「俳句」「俳句四季」「俳句あるふぁ」「俳句界」2017年8月号掲載諸作の句評。
*「俳句界」255、23-10、2017.10.1、p.80。 *関悦史氏の句「人類に空爆のある雑煮かな」の対照的な読解を示しつつ、それが両立したまま平成時代の気分を表していることを論じた。
■「円座」40号、2017.10.1、pp.50-57。 ■戦後俳句史論の二回目。1980年代の諸相として、前回の菖蒲あやに続き古賀まり子の発言を参照することで大正期生まれの女性俳人のありようを確認し、昭和20年生まれの辻桃子が「たのしい」「好きだ」といった感性で俳…
■「俳文学研究」68号、2017.10.1、pp.6-7。 ■京都俳文学研究会による几董『井華集』輪講録。夏部の内、「卯の花や薄痘がほにしろいもの」「筍に括り添たりしやがの花」「かきつばた魚や過けん葉の動き」「等閑に杜若咲く古江かな」を担当。