刻まれた句、漂う夢 俳誌の光芒3 両誌の差は…(俳誌「円座」12)

「円座」12号、2013.2.1、pp.28-32。
かつての俳誌をたどりつつ、近代俳句の諸相を述べる評論。第3回は阿波野青畝「蟻地獄みな生きてゐる伽藍かな」を同時代の俳諧宗匠の俳誌と考察しながら、「ホトトギス」と宗匠らの俳句観の差異を考察した。
 なお、本稿は改稿して『近代俳句の諸相』(創風社出版、2018)に収録した。